秋田商、代替大会へ今年初の練習試合で3年生中心に“一致団結”

試合後、太田監督の話を聞く秋田商の選手たち
試合後、太田監督の話を聞く秋田商の選手たち

◆練習試合 秋田商6―8秋田中央(6日、秋田商グラウンド)

 昨秋の東北大会に出場した秋田商(秋田)が6日、秋田市内の同校グラウンドで秋田中央と今年初の練習試合を行った。夏の甲子園中止にチームは動揺したが、3年生を中心に“一致団結”して開催予定の代替大会に向かう。

  • 8回に右中間へ二塁打を放つ秋田商・三浦主将
  • 8回に右中間へ二塁打を放つ秋田商・三浦主将

 今年初めて袖を通す、胸に「AKISHO」の文字が光るこのユニホームに恥じない思いを持つ。今年初の練習試合に臨むにあたり、秋田商・三浦圭佑主将(3年)は「夏の甲子園がなくなったから終わり、ではない。一人ひとりの思いを出していこうと話していた」と思いを語った。秋田中央と対戦し、主力中心の第1試合は6―8で敗戦。しかし2番・石川陸斗中堅手(3年)の2ランなどで3点を奪って追い上げた8回の攻撃に、三浦主将は「あの雰囲気を最初からやれればいい」。思いを表現した選手たちが一丸となり、戦っていくことが大事と話した。

 夏の甲子園中止が正式決定した先月20日、太田直監督(41)は「かける言葉がなかったですよ」と振り返りながら、中止決定後に開いたミーティングで選手たちにこう伝えたという。

 「明日からの自分が本当の自分だ。どういう姿で来るかが、将来につながっていくんじゃないか」

 三浦主将は「甲子園という目標はなくなったけど、後輩たちに伝えることは残っているし、冬場に積み上げてきたものを出す機会がある。プラスにとらえることで見えてくるものがある」。目標はなくなってもやるべきことをやり通すだけと、他の3年生も必死に練習に取り組んできた。

 秋田は代替大会の開催を予定している。指揮官が「主将と一緒にチームを一つにまとめていくのが僕の仕事」と話せば、三浦主将は「普段の練習から雰囲気を作って、大会に向かいたい」と力強く言い切った。心を一つにして、一歩ずつ前へ進んでいく。(有吉 広紀)

試合後、太田監督の話を聞く秋田商の選手たち
8回に右中間へ二塁打を放つ秋田商・三浦主将
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