【楽天】ドラ2黒川史陽、2打席連続適時打「今の自分をしっかりアピールしようと」

8回にウィーラーの適時打で生還しナインとエアタッチする黒川(カメラ・越川 亘)
8回にウィーラーの適時打で生還しナインとエアタッチする黒川(カメラ・越川 亘)

◆練習試合 ロッテ3―8楽天(6日・ZOZOマリン)

 楽天ドラフト2位ルーキーの黒川史陽内野手(19)が6日、ロッテとの練習試合(ZOZOマリン)に途中出場した。2点ビハインドの8回1死二、三塁。この日、1軍に合流したばかりの黒川が右中間へ適時二塁打を放った。ドラ2ルーキーは、9回にも2打席連続となるタイムリーを放ち、開幕1軍へ猛アピールした。

 やはり、ただ者ではなかった。3点を追う8回。1点を返して、なおも1死二、三塁の好機。黒川は低めのスライダーに体勢を崩されながら、バットを振り切った。鋭いライナー性の打球が、右中間を真っ二つに破る。同点の2点タイムリー二塁打で、逆転勝利の口火を切った新人は「せっかく1軍に呼んでもらったので、今の自分をしっかりアピールしようと思った」と胸を張った。

 2日から4日までのDeNAとの練習試合(横浜)では、1軍メンバーから外れた。だが、5日の西武2軍との練習試合(上尾、2●5)で2ランを放ち、この日から1軍に昇格。すると、4回の守備から途中出場を果たした。出番は短くとも、十分に見せ場は作った。8回の第2打席に続き、9回2死二塁の第3打席では左越えに適時二塁打。2打席連続でのタイムリーを放ったルーキーを、三木肇監督(43)も「技術は高いものを持っている」とたたえた。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、チームは3月下旬から約40日、活動を休止。だが、その間は寮の自室で自らの打撃フォームを映像でチェックするなど「できること」を必死でやり続けた。「いいところも悪いところもあった。(打撃フォームの)色んなところを見直せた」と在宅期間中も無駄にはしなかった。

 コロナ禍で今夏の甲子園大会と出場権をかけた地方大会が中止に。智弁和歌山時代、3年夏まで5期連続で甲子園出場を果たし、聖地を沸かせたヒーローは、その決定に心を痛めた。5月下旬には、無料通信アプリを使って同校の後輩に連絡を取ったという。「後輩たちも次のステージに向けて頑張っている。自分も負けてはいられない」。6月19日の開幕まで、もう2週間を切った。黒川は目に見える結果で、後輩たちを勇気づける。(高橋 宏磁)

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