波乱の幕開け(美浦)

 こんにちは、坂本です。ついに待ちに待った2歳新馬戦が今年もスタートです。

 いきなり本題に行ってしまいますが、6月6日の東京5R・新馬戦(芝1600M)は、モーリスやドゥラメンテといった注目の新種牡馬産駒が4頭もスタンバイ。順調にきている素質馬ぞろいと期待は大きかったですが、思わぬ波乱の決着となりました。勝ったのは8番人気の【ウインアグライア(牝、父マツリダゴッホ、母ウインアルテミス)】で、単勝万馬券の大穴でした。近親には12年の京都記念を勝ったトレイルブレイザーや現役オープン馬のドリームキラリなどがいる血統で、横山武騎手も和田雄調教師も「実戦向きなタイプ」と口をそろえていました。勝ち時計1分37秒2は平凡ですが、ゴール前の伸びは勝負根性を感じさせました。

 そして圧倒的な1番人気に支持された堀厩舎の【ブエナベントゥーラ(牡、父モーリス)】は、首差2着に敗れました。「新馬戦ということで、いい経験になった。流れを考えれば、ポジションも良く、最後の反応も良かったが、さらに瞬発力のある馬がいた。次は良くなってきそうです」とレーン騎手。直線でのエンジンのかかりが少し遅い感じに見えましたが、鞍上の言うように使って変わってくる感じもします。

 また追い切りの動きが上々と見ていた同じく新種牡馬産駒の【セイウンブリスク(牡、父ドゥラメンテ、母フィールグリュック)】は、逃げて最後は5着に終わりました。「切れる脚を使えるタイプではないと思っていて、調教量を積んでいるし、スピードを生かした競馬をしましたが、最後は苦しくなってしまった」と石川騎手。怪物ドゥラメンテがどんなタイプの産駒を出していくのか楽しみですが、こちらも産駒初勝利は明日以降にお預けとなりました。そして個人的に注目している藤沢和厩舎の【ショベルヘッド(牡、父Curlin)】は、中団から伸びを欠いて7着に終わりました。ルメール騎手は「まだまだ子供っぽいし、すごい物見をしていた。重たい感じでした」と、残念そうに振り返っていましたが、こちらも使うなかで変わってきそうな気がします。乗り込み量は十分でしたが、血統的にも成長力がありそうで、今後に期待したいですね。

 それではPOG情報へ。先週に引き続き西山記者から届いた情報で、すでに取り上げた手塚厩舎の【ユーバーレーベン(牝、父ゴールドシップ)】は、2週目の6月14日の東京新馬戦(1800M)を戸崎騎手で予定しています。「調教本数が少なくて時計は目立たないけど、しっかり動けている。素直な馬でやる気もある。兄のマイネルファンロンとは毛いろも体つきもそっくり。ジョッキーには、来週の追い切りに乗ってもらう」とトレーナーは、期待を隠しません。

 また堀厩舎の【ノックオンウッド(牡、父Frankel、母トゥアーニー)】は、6月13日の東京新馬戦(芝1400M)にレーン騎手でデビュー予定です。「課題は2歳なのでまだありますが、しっかりと乗り込んで初戦から力を出せる」と森助手が語るように、今年もシルク軍団から目が離せない気がします。

 それでは今日のところはこのへんで。

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