落語芸術協会、21年5月の真打ち昇進発表 昇太会長「キャラクター際立つ」小笑、昇々、昇吉、羽光の期待の4人

2021年5月の真打ちに昇進が決まった(左上から時計回りに)三遊亭小笑、春風亭昇々、春風亭昇吉、笑福亭羽光
2021年5月の真打ちに昇進が決まった(左上から時計回りに)三遊亭小笑、春風亭昇々、春風亭昇吉、笑福亭羽光

 落語芸術協会(春風亭昇太会長)は4日、都内で理事会を開き、2021年5月に4名が真打ち昇進すると発表した。

 三遊亭笑遊(70)門下の三遊亭小笑(39)、春風亭昇太(60)門下の春風亭昇々(35)と春風亭昇吉(40)、笑福亭鶴光(72)門下の笑福亭羽光(47)の4人で、5月上席の新宿末広亭から披露目を行う予定。

 小笑、昇々、羽光の3人は、講談師・神田伯山(37)、柳亭小痴楽(31)ら11人の二ツ目ユニット「成金」でブレイク。昇々はさらに瀧川鯉八(39)、立川吉笑(35)、浪曲師・玉川太福(40)創作話芸ユニット「ソーゾーシー」でも活躍。昇吉は東大出身初の落語家だ。昇太会長は「いずれもキャラクターの際立った4名が真打ちに昇進します。それぞれが自分のスタイルを持っている楽しみな真打ちです」と期待を寄せた。

 「成金」のマスコット的な存在の小笑は「来年5月には(コロナ禍が)落ち着いてみんなが笑顔で披露目ができるように願います。いつも楽しく高座を務めているので、それがお客さんに伝わればうれしいです」と話した。

 昇々は端正な顔立ちのイケメンで独特の新作を生み出している。「昇進すると真打ちの師匠方と比べられるので、自分の理想に近づけるようにこの1年は頑張り時です。(古典も新作も)自分がやりたいネタを自由にやるのが理想。気負わずに息切れしないようにダッシュします。(落語家として)これからもずっと走る続けるので…」と抱負を語った。

 昇吉は東大卒業時に東大総長大賞を受賞、気象予報士の資格を持ち、JAPAN MENSAの会員でもあるなど幅広く活動している。「師匠から直接(昇進を)聞きました。感謝の気持ちと、気を引き締めて頑張って精進しなければという思いがあります。応援していただいている方や師匠、稽古を付けていただいた師匠方など周りの人に支えてもらっていることを改めて感じます」と喜びを語った。

 上方落語や自らの思春期を赤裸々に語る「私小説落語」で注目を集める羽光は「上方と江戸とをつなぐような落語家になりたいです。現在、コロナで生活が大変な方がいらっしゃいますので、身の丈にあった披露目にしたいと思います」とコメントした。

 また、今年5月に真打ち昇進したが、コロナ禍で寄席が休席となり披露目が延期された昔昔亭A太郎(41)、瀧川鯉八(39)、伸三改め桂伸衛門(37)の披露興行が10月中席スタートで調整していることも発表された。

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