3連覇の西山朋佳女王が「女性初の棋士」を目指す次期三段リーグに向けて抱負「新三段への対応を意識して挑みたい」

笑顔で会見に臨む西山朋佳女王
笑顔で会見に臨む西山朋佳女王

 将棋の西山朋佳女王(24)=女流王座、女流王将=が3日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第13期マイナビ女子オープン5番勝負第5局で挑戦者の加藤桃子女流三段(25)に先手の127手で勝ち、女王3連覇を飾った。

 女流3冠を保持すると同時に、西山は女性として初めての棋士(四段)を目指して養成機関「奨励会」の三段にも在籍している。昨期の三段リーグでは14勝4敗と活躍したが、惜しくも昇級の2枠に入れず次点(3位)だった。

 会見では、女王3連覇の感想とともに今月20日に開幕する今期の三段リーグに向けての抱負も述べた。

 以下、一問一答。

 ―防衛して3連覇した思いを。

 「防衛戦の方が挑戦者より大変ということはタイトル戦を重ねる中で分かってきたので、3連覇というより防衛できたことを今はうれしく思います。やはり防衛戦の方が少なからず、あったものがなくなるというプレッシャーがあり、内容を左右してくるものですので」

 ―3勝2敗の激闘でした。

 「(3月に)三段リーグが終わった直後のタイトル戦で気持ちの切り替えが大変だったんですけど、なんとか立て直せたのが良い結果につながった気がします」

 ―立て直せた理由は。

 「ゆっくりする時間が大量にあったので、いろいろ考えて、まだまだ大事な対局がある、クヨクヨしていられないと思うようになりました」

 ―最終局の内容について。

 「今までは攻め一辺倒の将棋でしたけど、ちょっとずつ我慢強い手も指せるようになってきたので、土俵を割らないように指せたのは成長だったのかなと思います。(シリーズは)良くも悪くも自分らしい将棋が多かったので、悔いがないのはよかったです」

 ―コロナ禍で進行したタイトル戦でした。

 「タイトル戦の延期が多い中、マイナビ女子オープンを開催していただいたのは、私にとってとてもうれしかったです。いつ対局を出来るのかな、という不安がありましたので…。できることをするしかないと思っていました」

 ―20日に開幕する三段リーグに向けて。

 「(長い沈黙の後に)…今期は新三段が多くて(リーグ参加31人中6人が新三段)棋風も知らない相手が多いです。そういう人たちに対応できるかどうかが勝敗にだいぶ影響してくると思います。そこが今までとは違うところかなと思っているので、意識して挑みたいです」

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