【名古屋】元代表FW金崎夢生、コロナ陽性 再開決定Jに衝撃 チーム3日から活動休止

16年、日本代表でプレーする金崎
16年、日本代表でプレーする金崎
J1クラブの全体練習状況
J1クラブの全体練習状況
Jリーグ今季の流れ
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 J1名古屋は2日、元日本代表FW金崎夢生(31)が新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、陽性反応が出たと公表した。感染経路は不明で、クラブは3日から活動を休止する。2月下旬から中断しているJリーグは5月29日、いずれも無観客でJ1は7月4日、J2は6月27日に再開、J3は6月27日から開幕することを決定したばかり。直後の感染者判明はリーグにとって衝撃は大きく、今後は、名古屋だけ再開が遅れる可能性が出てきた。

 公式戦再開へ、ようやく道筋がついたJリーグを再びコロナショックが襲った。この日の夜、オンラインでの緊急会見を開いた小西工己社長(60)は「万全の対策をやってきたつもり。強く責任を感じています」と謝罪。その上で、中断期間中の3月に鳥栖から期限付きで8年ぶりに復帰し、主力として期待される元日本代表FW金崎の感染について説明した。

 クラブによると、金崎は5月29日のグループ練習後に38・5度の高熱や頭痛、けん怠感を訴え、2日間のオフが明けた6月1日に再び38度の発熱が出たことで練習を欠席。愛知県内の病院でPCR検査を受け、この日に陽性判定された。金崎は現在、平熱に戻っているが入院中。小西社長によれば金崎は緊急事態宣言下にあった5月14、15日に神奈川県の親類宅を自家用車で訪れた。それ以外は4月初旬から豊田市に滞在していた。

 金崎が参加していたグループ練習では、選手同士は距離を取り、接触プレーはなく、チーム内には現在、感染者や風邪の症状がある選手・スタッフはいない。ただ、1日に全体練習を再開していたトップチームの活動について、小西社長は「今の段階では白紙」と話し、今後は保健所の指導のもとで濃厚接触者の特定を進める。選手たちには自宅待機を指示したという。

 Jクラブからの感染者としては6人目。神戸の元日本代表DF酒井高徳が3月末に感染が判明したケースが最初で、酒井は退院に約1か月を要した。7月4日の再開へ向け、多くのクラブはすでに全体練習をスタートしている。Jリーグも日程を組み始めた直後で感染が発覚した衝撃は大きい。

 5月中旬に再開したドイツリーグでは、陽性者が出た2部ドレスデンのみ14日間の隔離を経て、再開を遅らせる措置を取った。Jリーグが各クラブに渡しているガイドラインにも「チームトレーニングで感染者が出た場合、チーム全体は1~2週間の隔離となる」としている。

 名古屋が1~2週間の活動停止となれば、村井満チェアマン(60)が準備期間として設定していた4~5週間を消化できないまま再開日を迎えることとなる。日程への影響について、小西社長は「Jリーグの方と話をしましたが(リーグ全体の)日程に影響はないと思っております。我々とコロナの闘い。リーグ全体は前に進んでいると認識している」と言及。今後は、名古屋と対戦チームの試合のみ、開催日を遅らせる選択肢も浮上しそうだ。

 ◆金崎の行動履歴
▽5月14、15日 神奈川県の親類宅を訪問(自家用車を使用)
▽27日 グループ練習参加。体温は36・2度
▽28日 練習参加(体温35・8度)
▽29日 練習前は体温36・1度だったが、練習後に発熱(38・5度)と頭痛を訴える
▽30日 オフ(37・2度)
▽31日 オフ(36・2度)
▽6月1日 全体練習再開。金崎は早朝から頭痛と発熱(38度)により、欠席。愛知県内の病院でPCR検査を実施
▽2日 新型コロナウイルス陽性と判明。現在は36・3度の平熱に下がったが、愛知県内の病院に入院

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