【日本ハム】上沢直之、350日ぶり「試合で投げるのって楽しいな」 栗山監督開幕ローテ期待

先発し2回2失点の上沢
先発し2回2失点の上沢

◆練習試合 ロッテ5―5日本ハム(2日・ZOZO)

 350日ぶりに、上沢が真っさらなマウンドに戻ってきた。少しの緊張感を抱きながら、力強く右腕を振り抜いた。初回はピンチを背負いながら無失点スタート。2回に2点を失ったが、予定の2イニングを4安打2失点、49球で投げきった。最速144キロ、5種類の変化球も交え「いやぁ、疲れました。試合で投げるのって楽しいな、と思ったのが一番」と充実感をにじませた。

 昨年6月18日のDeNA戦(横浜)で打球が左膝に直撃し、左膝蓋(しつがい)骨を骨折。球界でも例のない負傷で当初は歩くことにも一苦労。リハビリが一進一退を繰り返す中、新型コロナウイルスの影響で開幕が約3か月延期されたことは追い風となった。この日は、公私で支えてくれた妻から「頑張ってきて」と送り出され、「ある程度投げられるのは見せられた」。開幕へ向けて確かな手応えをつかんだ。

 順調に調整が進めば、開幕2カード目での登板も見えてくる。栗山監督は「言葉で示すよりも導かれるということ」と開幕ローテ入りに期待。上沢も「普通に(登板)回数を重ねていけたら(開幕から)投げれるかな」とうなずいた。前例のないシーズンを勝ち抜くため、頼もしいピースが戻ってきた。(小島 和之)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請