北海道代替大会開催、札幌地区以外9地区7月11日以降から支部大会

独自大会開催について会見する道高野連の遠藤会長(左)、横山専務理事
独自大会開催について会見する道高野連の遠藤会長(左)、横山専務理事

 夏の甲子園と地方大会の中止を受け、北海道高野連は2日、独自大会の開催方針を発表した。「令和2年 夏季北海道高等学校野球大会」とし、全10地区の支部大会を7月11日以降、南北北海道大会を8月上旬以降に全て無観客で開催。新型コロナウイルス感染予防に細心の注意を払いつつ、目標が相次いでなくなった球児に真剣勝負の場を提供する。

 球児の努力に応えたい―。先月30日に行われた臨時理事会での全会一致を経て、道高野連の遠藤直樹会長、横山泰之専務理事が会見、硬式及び軟式の無観客での独自大会開催を発表した。遠藤会長は「練習成果を発揮する真剣勝負の場を提供したい」と決断の理由を明かした。

 道内各地の新型コロナ感染状況も踏まえ、硬式の支部大会は10地区中9地区(函館、室蘭、小樽、空知、旭川、名寄、北見、十勝、釧根地区)で7月11日以降、感染者数の多い札幌地区は同18日以降、原則土日祝日で開催し、同26日までに地区代表校を決める。南北北海道大会は臨時休校などで夏休みが変更となる多くの学校に配慮し8月上旬に開催予定。南北大会参加数を例年通り各16校にするか、半分の8校にするかなどの詳細は来週以降決定する。また、軟式は支部、全道大会を7月以降に開催する予定となった。

 収束の見えない“敵”に注意を払い準備を進めていく。開会式や抽選会はなし。校歌斉唱は行うが、観戦は控え部員と保護者のみでメガホンなどの応援はNG。道高野連は既に各地区にマスク200枚を配布し、非接触型の検温機器も2台ずつ発注。更に1000枚ずつのマスク配布も目指すという。

 感染状況が拡大、あるいは選手らの感染が判明した場合は当該支部大会を即時中止、南北大会とも中止にするなど条件付きだが、メンバー18人は毎試合入替可能を想定するなど最後の夏となる3年生の活躍の場も増えそうだ。「選手権ではないが南北の頂点を目指し多くの学校に参加して頂けたら」と遠藤会長。前例のない夏が、大きく動き出した。(川上 大志)

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