◆練習試合 阪神3―2広島(2日・甲子園)
阪神の矢野燿大監督(51)が白星発進に納得の表情を浮かべた。主砲のボーアに来日初本塁打が生まれ、先発ローテの軸として期待する青柳が4回2安打無失点の好投。さらに、5回無死一塁では北條がバスターエンドランを決めて、その後の適時打を呼び込むなど、作戦面も成功した。
「作戦で点を取れるのは、うちの中で大事。ジョー(北條)もボール球だったけど、あれをやってくれるというのはこっちも救われる。助けられた。チカ(近本)も(5回に)一発でほぼ100点というか、最高のバントを決めてくれた。質の高い部分をより求めてやっていくというところのいいスタートが切れたと思います」
ベンチでは、パフォーマンスで定着した“矢野ガッツ”だけでなく、今季から「ハワイV旅行」を合い言葉にして新たに加えた“矢野アロハ”も飛び出すなど、盛り上がった。