◆練習試合 阪神3―2広島(2日・甲子園)
プロ野球12球団の対外試合が再開し、広島のK・ジョンソン(35)が“初戦”に先発。3回1安打4奪三振無失点と好投した。
2回、先頭に四球を与えたが、タイミングの取り方を即座に修正し、その後はきっちり3人で抑えた。実戦登板は3月17日の中日との2軍練習試合(由宇)以来。それでも「ゾーンに投げることができ、ばらつきもなかった。自分の中での投球ができている」と納得の表情を浮かべた。
この日の最速は142キロにとどまった。「まだしっかり球速が出ていないのは、タイミングの動作が影響していると思う。修正していくことで例年通りの球速に戻るだろう」と心配無用を強調。開幕2カード目初戦、23日の巨人戦(東京ドーム)での先発が濃厚な助っ人左腕は「通常通り、登板に向かいながらコントロールを調整していきたい」と意気込んだ。