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【安田記念 今週のキーマン】戸崎騎手、落馬骨折から復帰前にダノンキングリー騎乗依頼「体が熱くなった」 打倒アーモンドアイ狙う

大けがを乗り越えた戸崎は熱い思いを胸にG1へ
大けがを乗り越えた戸崎は熱い思いを胸にG1へ

◆第70回安田記念・G1(6月7日・芝1600メートル、東京競馬場)

 安田記念(7日、東京)は単独最多の芝G1・8勝目に挑むアーモンドアイが注目を集めるが、その最強女王に待ったをかける男たちがいる。ダノンキングリーに騎乗する戸崎圭太騎手(39)=美浦・田島厩舎=は、昨年11月の落馬による右肘開放骨折から復帰3週目でのビッグレース。その胸中に、春木宏夫記者が「今週のキーマン」で迫った。

 ―ダノンキングリーの1週前追い切りには騎乗しませんでしたが、5月29日に軽い調教で感触を確かめました。

 「攻め馬に乗るのは1年ぶり。ひと回り大きくなったと感じました。やんちゃなところはあるけど、精神的にも大人になって確実に成長している。ゲートも確認して、問題なく終わりました」

 ―東京コースは4戦3勝。唯一敗れたのが日本ダービーの2着。得意のコースで、今回はマイル戦です。

 「東京のマイルはいいイメージ。一番いい条件だと思っています。1600メートル(今回と同じ舞台)でデビューして、切れ味が良かったんですよね。ダービーは(距離的に)どうかなと思ったけど、能力とセンスでカバーしてくれました。毎日王冠は(出遅れて)やっちゃった、と思ったんですが、すごい脚でした」

 ―昨年11月4日のJBCレディスクラシック(浦和)で落馬し、右肘開放骨折。復帰までに6か月以上を要する重傷でした。騎乗できなかったここ3走、レースぶりを見てどうでしたか。

 「(リハビリの)励みになりました。マイルCSは残念でしたけど、中山記念は気持ち良さそうに走っていました。大阪杯は展開がきつくなったけど、崩れず頑張っていた。力のあるところを見せてくれましたね」

 ―今回は強力なライバルとなるアーモンドアイが出走してきます。

 「さらに盛り上がりますね。マークするというか、そういう馬の一頭です」

 ―復帰して3週目にしてのG1騎乗。しかもコンビ復活で、有力馬の一頭に挙げられています。

 「(ダノンキングリーの関係者に)復帰前から気にかけてもらって感謝です。依頼があって体が熱くなりましたし、『やるぞ』という気持ちになりました。実戦が楽しみ。レースでは、この馬の一番のパフォーマンスを出すことが大事。G1タイトルを取りたいです」

〈取材後記〉 取材をしていて、まじめで優等生といった印象を抱いていた戸崎騎手。コメントもオーソドックスで、逆に言うと、どこかで本音、核心は包んでおくといった感じがあった。でも、大けがから復帰して接してみると、以前とイメージが違った。

 昨年11月4日、モンペルデュとコンビを組んだJBCレディスクラシック。スタートしてすぐ、内ラチ側に落ちた。そんな悪夢の瞬間について聞くと「(2週間後の)マイルCSはだめだな、と思い浮かびました」。当時の気持ちをリアルに、ストレートに表現したのだ。

 それほど、ダノンキングリーへの思いは強い。同馬をG1ホースへと導きたい一心で、半年以上に及ぶけがとの戦いを乗り越えた。復帰する前からの騎乗依頼に「体が熱くなりました」と話した通り、アグレッシブさ、パートナーへの気持ちがさらに増強されたとなれば、タイトルはあっさりつかめそうな気がする。(春木 宏夫)

競馬

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