【阪神】ドラ6小川一平、自己最速152キロ&1回0封で方程式入り猛アピール「上を目指して頑張ります」

紅白戦の6回に登板、1イニングを無失点の小川(代表撮影)
紅白戦の6回に登板、1イニングを無失点の小川(代表撮影)

◆阪神紅白戦 紅組4―2白組=6回特別ルール=(31日・甲子園)

 阪神のドラフト6位・小川一平投手(22)が31日、勝利の方程式入りに向けて猛アピールした。紅白戦の6回から白組の4番手として登板。自己最速の152キロを計測するなど、1イニングを無安打無失点に封じた。球団を通じ「テンポ良く投げることができました。調子はすごくいいので、もっと上を目指して頑張ります」と胸を張った。

 新星誕生の予感だ。2点ビハインドの6回。先頭の近本に対し、初球に自身初の150キロを投じると、2球目は152キロでストライク。最後は得意とする138キロの高速チェンジアップで遊ゴロに打ち取った。大山には一塁・ボーアの失策で出塁を許したが、マルテを見逃し三振、原口は三ゴロで3アウト。自己最速を一気に3キロ更新し「(150キロは)大学生の時から目指してきた数字なのでうれしいです。160キロを目指してやっていけば、スピードも上がっていくと思うので一つの目標として頑張りたい」と声を弾ませた。

 26日のシート打撃でも打者4人から3奪三振の好投。立て続けのアピールに矢野監督は「小川が一番目立っていた。本当に勝ちパターンに入ってもおかしくない」と絶賛した。高校生中心のドラフト補強の中、支配下新人唯一の大学生。ここにきて輝きが増してきた。

 過密日程で120試合を戦う今季は、ブルペンの枚数が多いほど有利に働く。金村投手コーチも「開幕ダッシュを考えると、中継ぎをどんどん投入することをイメージしている」と、開幕からのフル回転を想定。昨季、救援防御率2・70は12球団トップ。この日復帰した岩崎、8回のエドワーズ、守護神・藤川らで形成する鉄壁リリーフ陣は今年も健在だ。小川の加入で試合終盤をさらに支配する。(中村 晃大)

 ◆小川 一平(おがわ・いっぺい)1997年6月3日、神奈川・逗子市出身。22歳。小学2年時に野球を始め、逗子中から横須賀工へ。甲子園出場はなし。東海大九州では大学2年で全日本大学野球選手権に出場。昨秋ドラフト6位で阪神入団。契約金3000万円、年俸700万円。背番号66。182センチ、80キロ。右投右打。

 ◆虎のドラ6

  • 掛布雅之
  • 掛布雅之

 ▽掛布雅之(1973年) 習志野高3年時のドラフト直前に入団テストを受け、6位指名。1年目から83試合に出場するなど、頭角を現し、3年目にレギュラーに完全定着。ミスタータイガースとなった。

 ▽赤松真人(2004年) 立命大から加入。外野手層の厚さで出場機会が限られていたが、07年オフにFA加入した新井の人的補償で広島に移籍。09年に球宴出場、10年にゴールデン・グラブ賞を獲得した。

  • 原口文仁
  • 原口文仁

 ▽原口文仁(2009年) 帝京高時代から打撃センスが評価されていたが、腰痛に苦しみ、12年オフに育成選手に。16年途中に支配下登録に復帰し、107試合に出場。19年1月に大腸がん手術を受けたが、同年の球宴では2試合連続アーチを放つなど復活した。

 ▽岩崎 優(2013年) 東都2部の国士館大から入団。開幕5戦目の4月2日の中日戦(京セラD)に先発し、5回無失点でプロ初白星。ドラフト3位以下の開幕5戦目までの初登板初勝利は球団初。近年は中継ぎの柱として活躍。

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