【巨人】育成右腕・沼田翔平が背番号「92」で支配下選手へ…高卒2年目以下で開幕1軍なら槙原、斎藤、桑田“3本柱”と同じ道

スポーツ報知
支配下選手になることが判明した沼田

 巨人の育成、沼田翔平投手(19)が支配下選手になることが30日、分かった。ロングリリーフなど中継ぎとして幅広い活躍が期待される。背番号は「016」から「92」になる見込みで、近日中にも発表される。北海道・旭川大高から18年育成ドラフト3位で入団した右腕。高卒2年目までの育成投手が支配下選手になれば、巨人では史上初めてとなる。

 2000年生まれの「ミレニアム世代」から、山下に続いて沼田が夢へのスタートラインに立つ。今季の昇格はモタ、ディプランに次いで3人目。背番号は「016」から「92」に変更となる見込みで、上限70人の支配下選手はこれで68人となる。

 6月2日から始まる対外試合の前に吉報が届いた。今年の春季宮崎キャンプで結果を残し、那覇から1軍に合流するとその後は降格することなく“完走”。オープン戦でも6試合に登板し、0勝0敗、防御率1・42の好成績を残した。

 キャンプから1軍で頑張ってきたことが評価され、戦力として認められた。これから実戦が本格化していく中で、開幕1軍の可能性もあるため、この時期の昇格となった。高卒2年目以下の投手で開幕1軍に入れば球団では01年の條辺剛以来、19年ぶり。さらに遡ると、87年の桑田真澄、84年の斎藤雅樹、83年の槙原寛己などの例がある。また高卒2年目までに支配下登録された育成投手となれば球団史上初となる。

 沼田の武器は内角をえぐる強気な投球と緻密な制球力。練習では「もう無理ってなったり、もうやめろって言われてからちょっとだけ頑張る」ことがモットー。グラウンド外でもダルビッシュ(カブス)や金子(日本ハム)など一流投手の動画を見て、体の使い方などを分析。自分に合うようアレンジして取り入れられないか研究するなど勉強熱心な性格だ。沼田の昨季の主戦場は3軍で、2軍での登板はわずかに3試合のみ。それでも「支配下登録されたい」という強い気持ちを忘れず、準備を続けてきた。

 昨年までは主に先発を担ってきたが、今年はリリーフとして存在感を発揮。シーズンではロングもこなせる右の救援として起用されることが濃厚だ。端正な顔立ちに加え、時間が許す限り笑顔でサインに応じるなどファンファーストの精神を持ち、人気も急上昇中。過密日程が確実な今シーズン、19歳の新星がチームの救世主となる。

 ◆沼田 翔平(ぬまた・しょうへい)2000年6月24日、北海道旭川市生まれ。19歳。旭川神居中1年から本格的に野球を始める。旭川大高では1年春から背番号14でベンチ入り。18年夏の甲子園で佐久長聖(長野)との1回戦に先発し、8回4失点(自責0)だった。同年育成ドラフト3位で巨人入り。175センチ、65キロ。右投右打。

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