大阪・吉村知事「絶対に諦めない」近畿大会を甲子園で!「府から阪神に働きかけしている」

甲子園球場
甲子園球場

 大阪府の吉村洋文知事(44)は29日、MBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい&ミント!」にリモート出演し、夏の甲子園が中止された高校野球の近畿大会を甲子園球場で開催できるよう、阪神球団に働きかけていると明らかにした。「地元大会(各都道府県大会)はそれぞれの知事に決めてもらわないといけない」と前置きした上で、「その続きも、できる範囲でできないか考えている。夢舞台は近畿、全国の子どもたちに共通していることなので」と意欲を示した。

 センバツに続いて夏の甲子園も失った高校球児の救済へ、吉村知事は本気だ。大阪独自の大会については22日に「準備に入る」と表明していたが、この日の番組出演ではあらためて「普段は子どもたちに夢をあきらめるなと言いながら、いざこういう時にリスクがあるからと大人があきらめるのは違う。結果はともかく、絶対にあきらめない姿勢は高校生に見せたい」と熱弁。まずは「野球でもインターハイでも、大阪大会だけでも実現させたい」とし、必要ならば府が財政的支援に乗り出す考えも示した。

 夏の甲子園中止にあたっては、阪神の谷本修球団本部長も22日、「せっかくの聖地なので有効活用したい」と代替大会の開催などに協力する考えを表明した。吉村知事はこの動きを踏まえ、大阪府大会の先にある近畿大会について言及。「大阪府からも、阪神球団に対して、協力してもらえないかと働きかけをしている状況です」と説明した。

 28日には大阪府が、部活動の対外試合について7月11日から可能とする感染症対策マニュアルを発表した。大阪府高野連の伊原登理事長は「(対外試合が可能となり)ほっとしている。(府独自の大会を)開催できるとなれば可能性が出てきた」と反応したが、近畿大会については高野連の別の関係者が「相談も決定事項もありません」とした。

 ◆甲子園での地方大会 かつては兵庫大会の会場の一つとして使われていた。だが、球場使用料や日程面での難しさ、他県からの批判の声などもあり、2004年7月20日の報徳学園・東播工、関西学院・多可の3回戦2試合を最後に兵庫大会では使用されていない。

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