青森大、小谷真勇&遠藤暉世己の右腕2枚看板で北東北大学野球リーグ絶対連覇

4月の紅白戦に登板した青森大・小谷真勇
4月の紅白戦に登板した青森大・小谷真勇
4月の紅白戦に登板した青森大・遠藤暉世己
4月の紅白戦に登板した青森大・遠藤暉世己

 昨秋の北東北大学野球リーグ戦で優勝した青森大(青森)で、昨秋MVPの小谷真勇(まお、4年)=大湊出=と遠藤暉世己(きせき、4年)=稚内大谷出=の“投手2本柱”がリーグ連覇へ腕を磨いている。新型コロナウイルスの影響で延期となっている春季リーグ戦へ、タイプの異なる右腕2人がそれぞれのペースで準備を進めている。

 リーグ開幕がわからない不安定な状況でも、青森大投手陣の中心にいる2人の心は揺るがない。「気の持ちようは難しいけど、試合に向かって練習していくだけ」と小谷が意気込めば、遠藤も力強く「ストライクゾーンで勝負できる、強い球を投げるために練習を続けていく」と話した。

 16季ぶりに優勝した昨秋、小谷は全カードの第1戦に先発するなど6試合に登板。4勝すべてを完投でマークした。MVP、最優秀防御率、ベストナインの3冠に輝いた小谷は「できすぎかなと思うけど、投げ抜いたのは自信になる」。最速146キロの直球にカーブやチェンジアップなど多彩な変化球を交え、「全部(の球種)を使って翻弄(ほんろう)する投球をしていく」と打ち気をそらして打者を手玉に取る技巧派だ。

 遠藤は昨秋、主に救援で6試合に登板。最速147キロの直球を軸にした強気の投球で相手打線を抑えた。高校時に肩を痛めて一度は投手を断念したが、青森大で再び挑戦。右肩周辺の筋肉を鍛えるとともに、約50メートルの距離を強く低く投げるキャッチボールなど、工夫をこらして力をつけてきた。

 プロ入りを目標にしている遠藤は、「神宮(全国大会)を目標にやった結果、プロにいきたい」と堂々宣言。小谷は「経験を試合で見せられたらいい」と話した。チームは自主練習期間を挟みながら、全体練習を続けて調整している。柔の小谷に剛の遠藤とタイプの違う2人が、リーグ連覇へ手を取り合って進んでいく。(有吉 広紀)

 ◆小谷 真勇(こたに・まお)1999年3月6日、青森・大間町生まれ。21歳。大間小4年時に大間ドルフィンズで野球を始める。大間中では軟式野球部に所属。大湊では3年夏に青森大会準優勝。青森大では2年春からリーグ戦登板、リーグ通算9勝。175センチ、77キロ。右投右打。家族は両親と弟。

 ◆遠藤 暉世己(えんどう・きせき)1998年9月6日、北海道・稚内市生まれ。21歳。稚内中央小4年時に稚内スポーツ少年団で野球を始める。稚内中では軟式野球部に所属。稚内大谷から青森大に進学。2年秋からリーグ戦登板、リーグ通算3勝。187センチ、87キロ。右投右打。家族は両親と姉2人。

4月の紅白戦に登板した青森大・小谷真勇
4月の紅白戦に登板した青森大・遠藤暉世己
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