Jリーグ再開日程・運営方法が29日明らかに…サポーターは「理解」を

Jリーグ・村井満チェアマン
Jリーグ・村井満チェアマン

 いよいよJリーグ再開への道筋が明らかとなる。Jリーグはきょう29日に各クラブの代表が出席する臨時の実行委員会を行う。村井満チェアマンは夕方過ぎにメディアブリーフィングを行う予定。日程や試合運営のガイドライン等の詳細がアナウンスされる見通しだ。

 2月下旬の中断以降、再開目標日が定まれば延期となり、緊急事態宣言の発令でチームの活動が休止になり…。先の見えない状況が続いてきたが、やっと光が見えてきた。

 しかし、発表される公式戦再開案は、Jリーグを待ちわびる全員が納得できる形にはならないだろう。

 鳥栖、広島が15日からグループ練習を再開した一方、28日の時点でJ1では横浜M、横浜C、川崎、柏が個人練習にとどまっている。この2週間の差が、そのまま選手のコンディション差となる可能性がある。

 もしルヴァン杯のレギュレーションが変更になれば、既に消化した1次リーグ第1節の扱いが難しくなる。

 もし地域ごとのブロック開催からのスタートとなれば、ダービーマッチが無観客試合の対象となり、集客などの収益面で頭を抱えるクラブが多く出てきてしまう。

 入場制限により、サポーターだけでなく、マスコット、ベンチ外選手、報道陣、ボールボーイ、エスコートキッズなどが不要不急扱いとなり、しばらくはスタジアムに入れないかもしれない。

 必要なのは「理解」。練習再開時期のバラつきや試合運営方法の先行報道に対して、SNSなどでは批判的意見が多くみられた。だが村井チェアマンが無観客試合を「スポーツ文化を守っていくため、ポジティブにお客様の入場を制限させて頂きながら運用していくもの」と捉えているように、「スポーツ文化を守る」という意味では、何よりもリーグの成立を優先させなければならない。いまは28年目を迎えたJリーグで過去最大の危機と言ってもいい状況。もともと約9か月で消化予定だったリーグ戦を、6か月に詰め込めざるを得ない状況にまできている。

 不公平だ、納得できないというやり場のない怒りの感情が沸くのだとしたら、そのエネルギーは再開後の応援へ。リーグ再開への着実で大きな一歩を、広い心で受け止めてほしいなと思う。(記者コラム「〇日後に再開するJリーグ」担当・岡島 智哉)

コラムでHo!とは?
 スポーツ報知のwebサイト限定コラムです。最前線で取材する記者が、紙面では書き切れなかった裏話や、今話題となっている旬な出来事を深く掘り下げてお届けします。皆さんを「ほーっ!」とうならせるようなコラムを目指して日々配信しますので、どうぞお楽しみください。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請