最年長力士の序二段・華吹が50歳に…昭和以降では初の快挙

50歳の誕生日を迎えた現役最年長力士の華吹
50歳の誕生日を迎えた現役最年長力士の華吹

 大相撲の現役最年長力士、西序二段68枚目・華吹(はなかぜ、立浪)が28日、50歳の誕生日を迎えた。1970年、東京・足立区出身で初土俵は86年春場所。プロスポーツ界の50代現役はサッカー・J1の53歳FW三浦知良(横浜C)らが有名だが、40歳力士が珍しくない角界でも昭和以降で例はない。

 昨年夏場所ではただ一人、昭和、平成、令和の「3元号」で本場所土俵に立つ偉業も成し遂げた。その際も、昭和の力士らしく「全然、変わりなく相撲を取っています」と多くは語らず。それでも、30年以上前の新弟子時代に通った相撲教習所の恩師と再会すれば、今も「先生、先生」と一番に駆け寄る義理堅さもある。寡黙な男は、ちゃんこ長としても立浪部屋を支え、弟弟子の相談役にもなっている。

 先場所は序二段で昨年初場所以来の勝ち越しを決めた。最高位は三段目ながら、通算1401回出場は現役2位(1位は琴奨菊の不戦敗を除く1464回)、通算658勝も同6位(1位は白鵬の1160勝)。今では親子ほど年の差のある取組も珍しくはない。慢性的な膝痛を抱えているが、角界関係者には最近も「ボロボロですけど元気にやっています」と気丈に振る舞い、“中年の星”は決して弱音を吐かないという。東京特別開催となる7月場所(同19日初日・両国国技館)でも、まだまだ若手には負けられない。

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