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【日本ダービー 今週の仕事人】ダービー初実況のラジオNIKKEI小塚歩アナウンサー、「さみしい」無観客でも声でファンの夢届ける

初めて日本ダービーの実況を担当する小塚歩アナウンサー
初めて日本ダービーの実況を担当する小塚歩アナウンサー

◆第87回日本ダービー・G1(5月31日・芝2400メートル、東京競馬場)

 競馬の祭典、日本ダービー(31日、東京)で初挑戦するのは、騎手や調教師だけじゃない。「今週の仕事人」は今回、初めてダービー実況を担当するラジオNIKKEIの小塚歩アナウンサー(40)です。

 一線級の3歳馬とともに“ゲートイン”を待ち焦がれている男がいる。今回が日本ダービー初実況となるラジオNIKKEIの小塚歩アナウンサーだ。「まさか自分に日本ダービーの担当が回ってくるとは思っていなかったので、びっくりしました。でも、だんだん近づくにつれて緊張感と、楽しみが両方来ている感じですね」。相異なる感情を抱えながら、その時を待っている。

 小塚アナを競馬の虜(とりこ)にしたのは、シャドーロールの怪物として名をとどろかせたナリタブライアン。94年の牡馬3冠のかかった菊花賞で圧倒的な強さを見せ、偉業を達成する姿に魅了された。当時は青森に住む中学3年生。「すごいな! 競馬面白いな!」と今でも懐かしいシーンがよみがえってくる。

 元日テレで現在フリーの福澤朗アナウンサー(56)に憧れ、声で伝える仕事を志した。2002年に夢がかなって仙台放送に入社。「報道記者みたいに、県警の記者クラブで原稿を書いたりもしました」。だが、競馬実況の夢は捨てられず、3年で退職。05年、青春時代に聞いていたラジオNIKKEIに中途入社した。念願の仕事に就き、18年にはアーモンドアイの牝馬3冠をすべて実況。「牝馬3冠というメモリアルな実況ができた」と、今も忘れられない思い出だ。

 今年の日本ダービーは第2次世界大戦中に能力検定競走として実施された1944年以来、76年ぶりの無観客開催となる。「我々も放送席でファンの歓声を聞いてアドレナリンが出るというか、テンションが上がっていく。それがないのは本当にさみしいです」と正直な気持ちが口をつく。

 それでも、夢にまで見た日本ダービーの実況に変わりはない。「レースの邪魔にならない、いい“味付け”ができればなと思います」。高ぶる思いを声に乗せ、世界中へ日本最高峰のレースを届ける。(恩田 諭)

 ◆小塚 歩(こづか・あゆむ)1979年9月19日、青森県出身。40歳。青森高から横浜国立大をへて02年に仙台放送入社。3年勤務し、05年からラジオNIKKEIに入社した。オフの息抜きはビール。ステイホームの今はギョーザの焼き方をマスターしようと画策中。妻はグリーンチャンネルパドック中継キャスターの山本愛子さん。血液型O。

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