Jリーグ、地域別の段階的再開も…東西複数クラブが「6・27」反対「7・4」希望

Jリーグ今季の流れ
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 Jリーグは27日、各クラブの契約担当者と会議を行い、リーグ戦再開をJ1、J2、J3一斉に6月27日とする提案を行ったことが分かった。しかし、活動再開時期が遅くなった関東、関西の複数クラブは7月以降の開幕を希望し、会議は紛糾。折衷案として、地域別の段階的再開も検討され始めた。最終的には29日に行われる臨時実行委員会で決議し、同日発表されることになった。また、移動による感染リスクを抑えるため、再開後1か月程度は全クラブを東西の2グループに分ける案が提示された。

 いよいよJリーグから、再開へ具体案が示された。この日行われた会議で、リーグ側は全国が緊急事態宣言解除となった25日から約5週間に当たる6月27日の再開を提案。グループトレーニングの再開から試合まで最低4週間は必要だという医学的見地や、選手から要望として多かった4週間以上の準備期間を満たした上で、可能な限りの早期再開を掲げた。

 しかし、緊急事態宣言の解除が他地域より遅れた関東、関西の複数クラブは、7月4日の再開を希望した。鳥栖や広島が今月15日から練習を再開している一方で、関東圏では6月1日以降に再開するクラブもあることによる準備期間の不足を訴えた。また「準備期間が不足すると、選手たちに負傷のリスクがある」という現場の声や、開幕を遅らせることで無観客ではなく観客を動員して行う試合数を増やせる可能性もあることなどが、意見として挙がった。

  • J1クラブの活動状況

    J1クラブの活動状況

 その後、希望するクラブ同士は7月10日再開とし、その他クラブは6月27日から再開する地域別の段階的再開案も浮上。台風など不測の事態で試合が流れることも想定して1週でも早く再開したいJリーグと、可能な限り準備期間を取りたいクラブの間でこの日は合意に至らず。29日に行われる臨時実行委員会で最終的に決定されることになった。

 また、再開後1か月程度はJ1、2、3の全クラブを東西2つのグループ(J1は東10、西8)に分け、より近い距離のチーム同士の対戦(6~7試合)を優先していくことで、感染リスクを減らす方針。全国的な移動は、8月以降に解禁されることになった。感染拡大への注意を払った上で、1試合でも多く魅力的な試合をサポーターに届けようという考えは、リーグ側も各クラブも同じ。近づいてきたJリーグ再開の瞬間へ向け、総力を挙げて準備を進めていく。

 【J1のグループ分け】

 ◆東

 札幌、仙台、鹿島、浦和、柏、F東京、川崎、横浜M、横浜C、湘南

 ◆西

 清水、名古屋、G大阪、C大阪、神戸、広島、鳥栖、大分

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