広島は27日、守護神候補のヘロモニ・フランスア投手(26)がシート打撃に登板。本来の調子を取り戻せず、開幕に向け不安要素を残した。
昨季、途中から守護神を務めたドミニカン左腕は、三好に左中間を破る二塁打を浴びるなど打者8人で4被安打。3月24日のヤクルトとの練習試合(マツダ)以来の登板で、これまで状態が上がらず、下半身強化など自身のペースで調整を行ってきた。
「コントロールはもっとひどいと思っていた。2月に比べたら今はよくなっている」と話しながらも「コントロール、スピードともに修正していきたい」と反省した。開幕までの実戦でアピールしなければならないが「肘と肩の調子がいいので、これから状態は上がると思う。まず自信をつけたい」と奮起を誓った。