「news23」小川彩佳キャスター、安倍首相が繰り返す「責任」発言に疑問「総理大臣の責任はどのような形で果たされるべきなのでしょうか」

小川彩佳
小川彩佳

 26日放送のTBS系「news23」(月~木曜・後11時、金曜・後11時半)で、安倍晋三首相が、参院厚生労働委員会で、黒川弘務前東京高検検事長を訓告とした処分の決定過程への関与を再び否定したことを報じた。

 首相は「法務省が検事総長に訓告が相当と伝え、(稲田伸夫)検事総長も訓告が相当だと判断して処分した」と述べた。黒川氏の賭けマージャン問題を再調査すべきだとする野党議員の要求には「法務省が適切に調査を行った」と拒否した。

 さらに番組では、黒川氏の辞任を安倍首相が「最終的には内閣として決定するので、総理大臣として当然、責任がある。ご批判は真摯に受け止めたいと思っている」と述べたことを振り返り、これまで第2次安倍政権の発足以降、9人の閣僚が辞任したがその都度、首相は「任命責任は私にある」と謝罪してきたことを伝えた。

 リモート出演した小川彩佳キャスターは「安倍総理、これまでも任命責任という言葉を繰り返してきましたけれど、黒川検事長の問題でも責任は私にある、と。総理大臣の責任はどのような形で果たされるべきなのでしょうか」とアンカーでジャーナリストの星浩氏へ尋ねた。

 星氏は、中曽根内閣から18人の総理大臣を取材した経験から「総理大臣が責任という言葉に触れるのは非常に重いことなんです」と指摘した。

 その上で今回の安倍首相の「責任」発言に「閣僚の任命責任が総理大臣あるのは当然。責任については、あるというだけでなく取るのか果たすのかという問題だと思う」と示した。

 さらに「結果的に、責任を取るのは安倍総理大臣自身が考えるべきことですが、責任を果たすことはできる。例えば、森友文書改ざんの時には麻生財務大臣を更迭するとか、今回の黒川さんの問題では森大臣を更迭するとか。それによって責任を果たすことができるんですが、安倍総理は、責任はあると言っているんですが、果たすことはまだやっていない」とコメントしていた。

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