日大・青葉昌幸新監督「名門復活のきっかけ作る」…青学・原監督は共闘呼び掛け

青葉昌幸氏
青葉昌幸氏

 今年の箱根駅伝で18位だった日大の監督に就任することが決まった関東学生陸上競技連盟(関東学連)前会長の青葉昌幸氏(77)が24日、スポーツ報知の電話取材に応じ、抱負を明かした。「名門復活のきっかけをつくり、一日も早く次の監督にタスキリレーしたい、と思っています」と言葉に力を込めて話した。

 日大出身の青葉新監督は大東大の監督として、箱根駅伝で優勝4回(1975、76、90、91年)。昭和、平成の時代に大学駅伝界の頂点に立った“大御所”が令和になって20年ぶりに現場復帰。箱根駅伝優勝12回(歴代3位)、出場89回(歴代2位)を誇る名門、日大の復活に向けて青葉新監督の手腕が注目される。

 箱根駅伝を主催する関東学連の会長まで務めた青葉新監督の就任に大学駅伝界では驚きの声が上がっている。今年の箱根駅伝で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(53)は「青葉監督、現場復帰おめでとうございます。77歳というお年で現場で戦おうという姿勢は素晴らしい」と祝福の言葉を贈った。

 同時に存在感の大きさに着目しており、「組織のトップを経験した青葉監督の影響力は大きい。全国高校総体や高校野球の夏の甲子園が中止になるなど、学校のスポーツ・文化活動が苦境に立たされている今、青葉監督には学生と現場に寄り添って、時と場合によっては組織側と戦ってほしい」と期待を込め、共闘を呼びかけた。

 ◆スポーツ界の主な高齢監督

 ▽野村克也(プロ野球) 南海、ヤクルト、阪神で監督を務め、2006年から楽天を率いた。球団史上初のCS進出に導いた09年に74歳で退任した。

 ▽高木守道(プロ野球) 17年ぶりに中日監督に復帰した12年から2シーズン指揮を執り、初年度2位。翌年は4位で72歳で退任。

 ▽木内幸男(高校野球) 茨城・常総学院で03年夏に72歳で甲子園3度目のV。09年夏も78歳で出場。11年夏の茨城大会に80歳で指揮を執り勇退。

 ▽松本育夫(Jリーグ) J2栃木で13年9月に松田浩監督の成績不振による辞任を受け、71歳で取締役から監督に就任。7勝2分け1敗の成績を残し、シーズン終了後に退任した。

 ▽三宅義行(重量挙げ) 13年に女子日本代表監督に就任。16年リオ五輪では娘で女子48キロ級の宏実が銅メダルを獲得した。73歳だった19年3月に退任。

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