長谷部誠、引退後にアンバサダー就任 松井秀喜氏&イチロー氏らに並ぶ最高級待遇!…契約も1年延長

長谷部誠
長谷部誠

 サッカードイツ1部フランクフルトは22日、元日本代表主将のMF長谷部誠(36)が2020~21年シーズンまで契約を1年延長し、現役引退後にクラブのアンバサダーに就任することを発表した。引退後の日本人選手が海外クラブの役職に就くことはスポーツ界全体でも極めて異例で、ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(45)、マリナーズ会長付特別補佐のイチロー氏(46)らほんの一握り。最高級の待遇で日本人の同一リーグプレー年数で最多を更新する14年目のシーズンを迎える。

 長谷部は23日に自身のインスタグラムを更新し、「いつの間にか(ドイツで)14年目のシーズンになります。毎日が勝負でヒリヒリするようなこの日常の中で、一瞬一瞬をかみ締めながらチームのために全てをささげていきたい」と決意をつづった。

 クラブからは1年間の契約延長に加え、引退後のクラブアンバサダー就任を約束された。スポーツ界全体を見ても、松井秀喜氏やイチロー氏らトップクラスの成績を残し、かつ人間性や影響力を高く評価されたごく一部のレジェンドにのみ与えられる待遇。サポーターからカイザー(皇帝)の名で親しまれる36歳に最高級の評価が与えられた。

 2008年1月から始まったドイツでの挑戦は、来季で14季目を迎える。浦和時代をドリブルや飛び出しを得意とする攻撃的MFとして活躍したが、ドイツ移籍後は持ち前の統率力で守備的MFを軸に活躍。求められればサイドバックやセンターバックなどDFとしても献身的にプレーし、18年の代表引退後はセンターバックが本職になった。ここまで同国リーグ日本人最多となる305試合に出場。代表活動との掛け持ちによる疲労の蓄積や負傷など困難を乗り越えながら、堅実にキャリアを積み重ねてきた。

 新型コロナウイルスの感染拡大が社会全体に大きな影を落とし、ドイツリーグも約2か月間の中断を余儀なくされた。長谷部は「そんな中でもクラブが契約延長のオファーを出してくれたことに強いメッセージを感じます」と責任感をにじませた。再開初戦となった16日のボルシアMG戦は1―3で敗れたが、途中出場ながらキャプテンマークを巻きプレー。引退後のキャリアこそ保証されたが、36歳はまだまだピッチ上でチームの勝利に貢献する。

 ◆長谷部 誠(はせべ・まこと) 1984年1月18日、静岡・藤枝市生まれ。36歳。藤枝東高から2002年に浦和入団。06年J1優勝、07年ACL制覇に貢献。08年1月にウォルフスブルクに加入。ニュルンベルクを経て14年からフランクフルト。代表では06年にデビューし、10年南アW杯、14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯にいずれも主将として出場。主将としての先発出場81試合は歴代最多。ロシアW杯後に代表引退を発表。代表通算114試合出場2得点。180センチ、72キロ。既婚。

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