藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本康広厩舎=は5月23日、新潟8Rの4歳上1勝クラス(芝直線1000メートル、16頭立て)で、2番人気のトーホウレジーナ(牝6歳、栗東・高橋亮厩舎)に騎乗して、好ダッシュから一気の逃げの手に出て、そのまま2着のバカラクイーンに3馬身半差をつけて押し切った。勝ち時計は54秒6。
外の15番枠からスタートを決めて、楽にハナを奪った。そのまま自分のペースで軽快に飛ばして、真一文字にゴール板を駆け抜けた。一日2勝をマークしたのは、先週5月16日の新潟2R(ヴァンデリオン)、同4R(カミノホウオー)に続く今年3回目。昨年年間リーディングを獲得した得意の新潟で、菜七子が勢いに乗ってきている。