中国人シンガー、ラージャオが日本上陸 高橋優カバー曲が大ヒット

17億回再生を記録しているラージャオ
17億回再生を記録しているラージャオ

 シンガー・ソングライター高橋優(36)の楽曲「ヤキモチ」(14年)のカバー曲で、中国浙江省出身の女性歌手ラージャオ(22)が歌う「起風了(チーフォンラ)」が、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が続いた中国で注目を集めている。17年に発売された曲だが、遠く離れた恋人や家族を思う気持ちをつづった同曲を聴いて、会えない人への思い、戻れない頃の思い出に思いを募らせる人が続出。音楽配信サイト「ネットイース」で総計17億回以上再生され、再び各音楽配信サイトで1位を獲得するなど大ヒット中だ。

  • カバー曲のジャケット写真
  • カバー曲のジャケット写真

 きっかけは、中国本土を始め、台湾、香港、韓国で放送され、原作漫画、レシピ本などの関連本が180万部を超えるヒットとなった日本の人気ドラマシリーズ「深夜食堂」(09、11、14、16年、小林薫主演)。「深夜食堂3」(14年)の主題歌だった高橋の「ヤキモチ」は現地の視聴者の間で人気となり、ラージャオは17年に同曲をカバーした「起風了」の動画をネットイースにアップ。日本語では「風立ちぬ」という意味の同曲は当時10か月で5億回以上再生されるなど注目を集めた(現在まで12億回再生を記録)。

  • 「ヤキモチ」のカバーが中国でヒット中の高橋優
  • 「ヤキモチ」のカバーが中国でヒット中の高橋優

 それが日本の音楽プロデューサーの目に留まり、18年5月から本格的な音楽活動をスタート。同年秋に来日し、高橋と初対面を果たすと、高橋版と同じレコーディングメンバーで収録を行い、同12月に現地で再リリース。同バージョンは配信サイトで1位となり、5億回再生を記録した。

 ラージャオは「この曲に出会えたことに感謝です。普通の会社員になるつもりだった私の運命を変え、夢だった歌手になることを実現させてくれました。今はまだ、これが現実なのか信じられないくらいです」。高橋も「中国で、僕の楽曲をカバーされている方の存在を知った時は驚きました。同じ歌い手として感じるのは楽曲の音譜、フレーズの一つ一つを、大切に丁寧に歌われていること。思いの乗った音楽は、言語も国境も越えることを教えていただきました」と喜んでいる。

 日本では13日から配信中。当時のレコーディング風景などを収録した特別映像が23日正午から公開される(URLはhttps://youtu.be/ioZuEIfDOW0)。

 ◆ラージャオ(La Jiao)1997年8月28日、中国・浙江省舟山生まれ。22歳。香港の大学院に通い、音楽活動を行う。アーティスト名は中国語で「唐辛子」の意味。理由は偶然、テーブルに唐辛子が置いてあったから。中国限定で、19年10月に竹内まりや「駅」のカバーを配信。

 

17億回再生を記録しているラージャオ
カバー曲のジャケット写真
「ヤキモチ」のカバーが中国でヒット中の高橋優
すべての写真を見る 3枚

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請