「芸能人のおうち時間 ステイしてます」。今回は、脱力系漫才で人気のお笑いトリオ・四千頭身(よんせんとうしん)です。それぞれに独特の世界観の持ち主で、外出自粛期間も三者三様の過ごし方をしています。「お笑い第7世代」としての心境なども、テレビ会議アプリ「Zoom」で語りました。
後藤拓実(以下、後) お風呂上がりにヨガをやっています。自粛期間に太ると「こいつどうしようもないな」って思われるじゃないですか。逆にムキムキになっていたら面白いと思い、腹筋も始めました。街のデカ盛り料理を実食する「かみひとえ」(テレビ朝日系)のロケがないだけで、こんなにも太らないんだって。痛感してます…。
都築拓紀 楽しめるものに没頭する期間になればと思い、1週間で3本以上映画を見る、1冊小説を読み切る。これをノルマにしています。料理が得意だってことにも気づきました。調味料は目分量。感覚で作るのに、見事に味がはまる(笑い)。1つ才能を見つけた気分。おいしかったのはぶり大根です。
石橋遼大(以下、石) ラジオを聴くのが好きで、夜更かしして朝5時なんてことも。お笑いの仕事がない時はアルバイトをしていたので、こんなに家にいることがなかった。仕事があるって幸せですね。ありがたみを感じています。
後 「家にいる」で言えば、僕は独りでは生きられないタイプ。早く収束するといいんですが。この間もボードゲームを買ったのに、独りじゃできなくて…。盲点でしたね(笑い)。
石 そうそう、3人で楽器を始めたんです。僕と都築くんがギター、後藤くんがピアノ。レギュラーのラジオ番組で「何か話せることあれば」と思ったのがきっかけです。芸の幅が広がればと思っています。
後 目標は大きく。バンドデビューしたいですね。
石 「お笑い第7世代」(霜降り明星、ミキ、EXIT、宮下草薙ら)の活躍は刺激になります。先輩が多いですが、切磋琢磨(せっさたくま)できているし、いい相乗効果になっていると思う。
後 「第7世代」と呼ばれるプレッシャーはあったけど、(コロナ禍で)そんなのも、なくなっちゃいました。個人の活躍の場を確立して、『四千頭身、3人そろったらもっとすごい!』というのを見せたいです。