甲子園中止受け文科相、各都道府県の独自大会を後押し「優勝校を表彰」

甲子園
甲子園
今夏高校野球・代替大会の予定
今夏高校野球・代替大会の予定

 全国の3年生部員に最後の晴れ舞台を―。新型コロナウイルスの影響で第102回全国高校野球選手権大会(甲子園)が中止となったことを受け、萩生田光一文部科学相(56)は22日、各都道府県高野連が開催を検討している独自大会の実現を後押しする意向を示した。

 萩生田氏はこの日の記者会見で「成果を競い合う集大成の場が設けられることが望ましい。地方大会の成績が証しとなるように優勝校を表彰することを考えている」と発言。さらに「スポーツ推薦での進学を希望する生徒にとって、3年の大会成績は重要」とし、進路選択の可能性を広げる観点からも大会の開催は有意義だとの考えを示した。

 千葉県高野連はこの日、臨時理事会を開き、独自の大会を8月中に開催する方針を決めた。大会日程や期間の詳細は球場の確保状況などにより、今後決めていくというが、同連盟の渡辺範夫会長(59)は「子供たちの心情を考えると、何もしないという選択肢はなかった」と説明。代替大会の必要性を強調した。

 甲子園という最大の夢を失った3年生を救済するプランもある。同会長は3年生が20人以上いる学校から2チーム以上の参加を認める可能性について「日本高野連のガイドラインを踏まえて検討していきたい」と話すにとどめ、否定はしなかった。また「甲子園に代わる目標はないと思うが、試合をすることでひとつの集大成にしてほしい」と、3年生にメッセージも送った。

 また、長崎県高野連は7月に代替大会を開催することを決めた。同9日開幕を予定していた従来の長崎大会と同時期の開催となる見通し。3年生部員への救いの手が、全国的に広がっていきそうだ。

甲子園
今夏高校野球・代替大会の予定
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請