清水隆行氏、6・19開幕へ主力級の打者はアジャストできるのではないか

清水隆行氏
清水隆行氏

 プロ野球が6月19日に開幕すると、シーズン120試合制が想定される。すでに球宴の中止も発表され、過密日程は避けられない状況だ。では、投手と野手における影響はどんなものが考えられるのか。野球評論家の清水隆行氏が独自目線で分析する。

 開幕前の対外試合の活用が重要になる。

 実戦期間が短く、感覚を取り戻せるかが不安視される。ただ、主力級の打者はアジャストできるのではないか。限られた打席の中でも、修正のヒントは転がっている。逆方向へのファウルなら「バットが出てきていない」、引っかけたファウルなら「体の開きが早い」などと察知することができる。見逃した時でも「頭が突っ込んでいる」などと状態を把握できる。とくに主力級の打者は修正方法の引き出しも多い。もちろん打席数が多い方が安心だが、12試合であっても、1打席ずつ、1球ごとにヒントを拾うことができれば、感覚をつかむことができると思う。

 しかし、開幕でつまずくと、今年は例年以上に焦るかもしれない。シーズンが最大120試合。取り返す試合数が少ないと意識しすぎると、打率を上げたい気持ちからボール球に手を出し、悪循環に陥りかねない。私なら、とくに今年は好スタートを切りたいと思うし、そのためにも、開幕前の対外試合を大事にしたい。

 ただ、前例のない形で迎える開幕なので、想像するしかない事柄が多い。とくに難しいのが、当面の無観客開催。選手は間違いなく違和感を覚えると思う。どうすれば気持ちを上げることができるのか。自分に合った方法を見つけなくてはいけないだろう。(野球評論家)

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