高橋尚成氏、6・19開幕へ過密日程の影響は投手陣で取りこぼし防げ

高橋尚成氏
高橋尚成氏

 プロ野球が6月19日に開幕すると、シーズン120試合制が想定される。すでに球宴の中止も発表され、過密日程は避けられない状況だ。では、投手と野手における影響はどんなものが考えられるのか。野球評論家の高橋尚成氏が独自目線で分析する。

 今年は試合数が例年より少ない分、開幕ダッシュの“重み”が増す。開幕20~30試合で乗っていかないと優勝もAクラスも難しくなる。

 鍵を握るのは投手陣だ。開幕してしばらくは、各チーム「投高打低」傾向が続くだろう。打者は4月から、主に打撃マシンや打撃投手を相手に打ち込む日々だった。どんなに優れた打者でも、ここから1か月弱で実戦感覚を取り戻すのは簡単ではない。一方、投手は自分の球種、球威を出せるコンディションを整えれば、ある程度は戦える。

 よってシーズン序盤は投手陣の力で“取りこぼし”を防がないといけない。先発陣、特にローテの軸となる選手に例年以上の安定感が求められる。巨人でいえば、菅野だ。彼の存在感が際立つシーズンになるのではないか。

 投手陣の不安要素はけがのリスクだ。開幕日が見えないなかで「緊張感が保てない」と悩んだ選手もいたはず。体と心のバランスが崩れて故障につながらないかが心配だ。開幕後も当分の間、無観客が想定される。客席にファンがいないことで「気持ちが乗っていかない」という選手も出てきそう。(野球評論家) 

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