村上春樹さん「コロナの憂鬱を音楽の力で少しでも吹き飛ばしたい」 ラジオ特番でメッセージ

村上春樹氏
村上春樹氏

 作家の村上春樹さん(71)がディスクジョッキーを務めるTOKYO FMの特別番組「村上RADIO ステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽」が22日夜に放送された。

 村上さんは冒頭で「もやもやと溜まっているコロナの憂鬱を音楽の力で少しでも吹き飛ばしたいですね。本当に元気が出るか自信はないですけど、頑張ってみます」とリスナーに語り掛けた。最初の選曲は「ザ・モダン・フォーク・カルテット」の「ルック・フォーザ・シルバー・ライニング」だった。

 村上さんはデビュー前にジャズバーを経営し、作品でも必ず音楽について言及する。レコード収集家としても知られ、今回は初めて村上さんの自宅でのリモート収録で、愛聴盤を愛用のオーディオでプレイするスタイルが取られた。

 番組は、政府が緊急事態宣言の期間延長を決めた4日に村上さんからスタッフに「こんな厳しい時節だから、もしできれば明日を明るく迎えるための歌を集めた番組ができればと思うんだけど」と提案があり、実現の運びとなった。

 過去、米中枢同時多発テロや東日本大震災などの発生後にメッセージを発してきた村上さんだが、新型コロナウイルスに対してアクションを取るのは初めてとなる。

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