中日・岡田俊哉投手(28)が22日、ナゴヤドームでのグループ練習後に代表取材に応じた。智弁和歌山高時代は3年連続で夏の甲子園に出場した左腕。今夏の甲子園大会が中止されたことを受けて「もう言葉にならないです、僕は。今の高校3年生のみんなの気持ちはどうだろうとか、僕だったらどう思うんだろうとか色んな思いはあります。受け入れるのは難しいと思いますけど、高野連の方も苦渋の選択だったと思います」と語り、球児だけでなく、大会関係者への気遣いも忘れなかった。
この日のグループ練習では2日連続でブルペン入り。41球を投げ込んだ。「投げるのが仕事なので、どんどん投げていって状態を上げていければいい」と意気込み、ファンに向けては「本当に自粛生活で色んな大変なことを乗り越えてのプロ野球開幕ってのもあると思うので、それを心待ちにしてくれたファンのみなさまに、その気持ちを僕たちが爆発させて、良い姿を見せられるようにしたいと思います」と誓った。