視聴率にも新型コロナの影響、昨年同月に比べ在宅による高視聴率に…ビデオリサーチが調査

在京テレビ各局
在京テレビ各局

 視聴率調査のビデオリサーチは22日、新型コロナウイルス感染拡大にともなうテレビ視聴率傾向の変化リポートを発表。休校や在宅勤務などの影響とみられる変化があったとまとめた。

 同社は、昨年4月と今年4月の関東地区の視聴率を比較。リアルタイムでの総世帯視聴率、個人視聴率ともに今年4月の方が全体的に高い傾向にあり、朝のピークは昨年より約1時間遅れた8時台に移動していると指摘。「休校・在宅勤務・時差出勤など、起床時間がいつもより遅くなる要素が多かったことの影響が考えられる」と推測した。

 また、昼すぎの時間帯にも変化がみられており、正午から午後3時、同3時から同6時の時間帯では、いずれも10ポイント程度の上昇がみられるとして「通常であれば学校や仕事のために外出している人が多い時間帯ですが、休校や在宅勤務で在宅率が上昇し、テレビの視聴も多くなっていると考えられる」とした。

 番組別では、3月29日に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさんに関する番組が上位に複数ランクイン。ドラマの収録延期による放送延期の影響か、上位からドラマが減り、代わってバラエティーや報道番組が増えたという。報道番組は特に4月6、7日が高いことから「緊急事態宣言発出前後のニュースの関心の高さがうかがえます」と分析した。

 同社では「前年同月と比較することで、今年の4月は生活者の環境の変化など特別な要素がテレビ視聴に影響を与えていることが分かりました。今後、緊急事態宣言が解除された後も、働き方や余暇の過ごし方の変化など、新型コロナウイルスの感染拡大前と異なるライフスタイルが浸透していく可能性があります」と結論。今後もテレビ視聴率を切り口として変化をとらえていきたいとしている。

 【19年4月と20年4月の総合視聴率TOP5】

 ◆19年4月

 <1>連続テレビ小説・なつぞら(17・4%)

 <2>世界の果てまでイッテQ!(14・5%)

 <3>ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~(12・5%)

 <4>日曜劇場・集団左遷!!(12・2%)

 <5>木曜ドラマ・緊急取調室(11・9%)

 <5>金曜ドラマ・インハンド(同)

 ◆20年4月

 <1>天才!志村どうぶつ園特別編(20・5%)

 <2>志村けんさん追悼特別番組46年間笑いをありがとう(17・3%)

 <3>NHKニュース7(16・4%)

 <4>連続テレビ小説・エール(15・8%)

 <5>NHKニュース7(15・7%) 

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