蚊の大群にトイレ難…張り込み記者泣かせの季節がやって来た

 張り込み取材が多い記者にとって大変な季節がやってきた。

 通常の取材では芸能人が出席する会見や新作イベントをはしごすることが多い。基本的に屋内から屋内へと渡り歩くイメージだ。原稿を書くのはその合間。だが場所が銀座、渋谷、六本木などに偏っているため、席に電源がある喫茶店や、清潔な温水洗浄便座がスポットはほぼ完璧に頭に入っている。

 だがスキャンダルや訃報などで著名人の自宅などに張り付く際は勝手が変わる。当然だが、張り込み現場に電源も清潔なトイレも存在しない。夏はこれらを加味した上で、猛暑の中に立ち続けなければならない。さらにセレブ宅は庭などに緑が多く、動かないでいると蚊の大群に襲われる。暑くて、漏れそうで、かゆい三重苦。夏は好きな季節だが喜べないことも多い。

 中でも深刻なのがトイレ。コンプライアンスの意識が高い昨今では、男だから最悪その辺で…などという考えは通用しない。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、トイレを貸し出さない店も増えた。

 数日前、暴行容疑で逮捕された近田ボビーことボビー・オロゴン容疑者の自宅に張り込んだ。行く前にスマホの地図で周辺を調べるとコンビニはなし。市街地も遠かった。私は覚悟を決め、最寄り駅で最低限の食料と水分を買って出発した。

 炎天下の中、空腹に耐えながら張り込むこと数時間。途中、奥さんの話も聞くことができ無事に会社に戻ることができた。まだ蚊もおらず、日焼けで腕の皮膚はヒリヒリになったがトイレの危機は何とか回避できた。だがこの先、灼熱の張り込みを避けるためにも、ボビー家の家庭円満を祈っている。(記者コラム)

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