東京五輪は10月に開催判断か IOC幹部語る

オリンピックモニュメントと国立競技場
オリンピックモニュメントと国立競技場

 国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(IOC副会長)が、新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期された東京五輪について、今年10月が開催可否を判断する重要な時期になるとの見解を示した。五輪の準備状況を監督する調整委員会を束ねるコーツ氏の地元、オーストラリアン紙などが22日までに伝えた。

 コーツ氏は206か国・地域から1万人を超える選手や関係者、ボランティアが集まる大会と新型コロナの状況で直面する現実問題を指摘。「ワクチンがないか、あっても世界中で共有するには十分でないことを想定する必要がある」とした上で、再延期はできないとの考えを改めて示した。

 コロナ収束は依然見通せず、ロシア、インド、ブラジルといった大国で感染の拡大がみられている。IOCのバッハ会長も英BBC放送のインタビューで、東京五輪が2021年に開催されなかった場合、中止となる見通しを認めたばかりだ。

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