司法修習生の同期・若狭勝弁護士が明かす黒川弘務検事長は「検事らしからぬ愛すべき男」

若狭勝氏
若狭勝氏

 新聞記者らと賭けマージャンをしていたことが週刊誌で報じられた東京高検の黒川弘務検事長(63)が21日、安倍晋三首相に辞表を提出した。22日の閣議での承認を経て辞職が決定する。政府が今年1月に検察庁法の解釈を変更し、閣議決定で定年延長を決めた経緯がある黒川氏の不祥事は、政権の信頼性を大きく揺るがすことになり、安倍氏にとっては大ダメージとなることは免れない状況だ。

 黒川氏と司法修習生35期の同期だった元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士(63)はスポーツ報知の取材に応じ、今後の立件の可能性やその人となりを語った。

 黒川氏はマージャンで金銭を賭けていたことを認めており、これが賭博罪に問われるかについては「動く金額が数十万や100万となれば別ですが、数万円程度では立件されることはほぼないと思われます」。ただ、今後市民団体などから告発された場合は、黒川氏自身が賭博行為を認めていることから告発状が受理される可能性が高く、「立件せざるを得ないのでは」とした。

 また、黒川氏については「愛すべき男。だからこそ、今回のようなことになってしまったのでは」と語った。直接会ったのは2年ほど前に食事をしたのが最後だそうだが、その後もメールのやりとりをしていたという。「堅苦しさがなく、フランクで人当たりのいい、いい意味で検事らしからぬ人物。交友関係も広かった。だからこそ、記者との付き合いもあったのではないでしょうか」と推測した。

 ちなみに、一緒に雀卓を囲んだ経験については「あまり記憶がないが、若い時にやったことがあったかもしれない」。35期はマージャン好きが多く、同期で雀荘に繰り出すこともよくあったという。

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