サーフィン松田詩野「大変な状況こそポジティブに」 五輪代表維持「ホッとした」

東京五輪への思いを話した松田詩野(提供写真)
東京五輪への思いを話した松田詩野(提供写真)

 サーフィンで東京五輪の条件付き代表権を持つ松田詩野(17)が21日、オンライン取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で五輪が1年延期。確保している代表権の維持が8日に正式決定し「少しホッとした。目標を見失わず今できることに集中して、技術やメンタルを高めていきたい」と前向きに話した。

  • 自宅でストレッチをする松田(提供写真)
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 3月中旬に遠征先のバルバドスで大会が中止になり帰国した。今は神奈川・茅ケ崎の自宅を中心にトレーニングし、時間や場所を選んで海に入る。「一日中ビーチにいてサーフィンする日常が恋しい」という。

  • バランスボールでトレーニング(提供写真)
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 本来なら五輪切符が確定するワールドゲームズ(WG、エルサルバドル)に出場していた時期。海外転戦が続く時期にはできない通信制高校のリポートや英語のオンライン講座、チーズケーキなどお菓子を作ったりと普段できないことも楽しんでいる。「難しいけど、大変な状況こそポジティブにいるのって大事」と考え方も変わった。

 スポーツに打ち込んできた同世代は、夏の甲子園や高校総体が中止になり失望する人も多い。「切ない気持ちになるけど、目標を見失わず、今できることを大切に頑張ってほしい」と呼びかけた。自身も2度延期になったWGの開催時期は未定で国際大会の再開の見通しも立っていないが、五輪への思いは変わらない。「笑顔で挑んで、笑顔で終われるように」。明るさを失わずに大舞台を待つ。(大和田 佳世)

 ◆松田 詩野(まつだ・しの)2002年8月13日、神奈川・茅ケ崎市生まれ。17歳。両親の影響で小学1年からサーフィンを始め、14歳でプロ公認を受け世界を転戦。17年から2年連続WSLアジアジュニア女王。19年WGでアジア最上位の15位に入り東京五輪に条件付き内定した。趣味は映画観賞。157センチ。

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