【2015年5月24日】澤穂希が日本代表最年長ゴール「今までにない記録。すごく光栄」

前半24分、澤(中央)が先制ゴールを決め喜ぶ
前半24分、澤(中央)が先制ゴールを決め喜ぶ

 2015年5月24日、なでしこジャパンMF澤穂希(36)=INAC神戸=が日本代表最年長ゴールを決めた。

 FIFAランク4位のなでしこジャパンは、親善試合(香川県立丸亀競技場)で同17位のニュージーランドと対戦。澤が代表戦367日ぶりとなる先制ゴールを決め、1―0で勝利した。36歳260日での得点は男子のラモス瑠偉(36歳85日)を上回り、男女通じて日本代表での最年長記録。「今までにない記録ということで、すごく光栄」と素直に喜んだ。

 優勝した11年ドイツ女子W杯決勝の米国戦の同点弾を思い起こさせるプレーだった。前半24分、MF宮間あや(30)=岡山湯郷=の左CKに中央へ抜け出し、右足で鮮やかなダイレクトボレー。宮間が「澤さんが空くのが分かっていた。チームに勢いを付けてくれた」と振り返り、澤も「ボールが良かった。触るだけでした」と応じた。澤は代表を外れていた期間も宮間と連絡を取り合い、相談に乗ってきた。なでしこを引っ張る2人の信頼関係の強さをピッチで示した。

 澤にとって約1年ぶりの代表復帰戦だった。その前のシーズンは状態が上がらず、右膝の故障もあって代表を外れていたが、15年はなでしこリーグ開幕から球際での強さを見せるなど、健在をアピール。6月開幕のカナダ女子W杯を控え、滑り込みで23人のメンバー入り。「久しぶりの代表戦でゴールという結果も出せてうれしかった」。フル出場で一発回答したレジェンドに対し、57歳の誕生日だった佐々木則夫監督も「澤に神が降りてきた。澤の神が勝利を導いてくれた」と絶賛した。

 その後、6大会連続W杯出場を果たしたカナダ大会では先発出場は7試合のうち2試合にとどまったが、ベンチでも献身的にサポートし、2大会連続決勝進出に大きく貢献した。同年8月に結婚、12月に現役引退を発表。この日、自身の持つ女子歴代最多得点を更新した通算83点目が、背番号10の代表ラストゴールとなった。(林 直史)

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