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【オークス 調教ズームイン】63年ぶり無敗2冠へデアリングタクト、鞍上松山は桜花賞以上の手応え

デアリングタクトは松山と息ぴったりに坂を駆け上がった
デアリングタクトは松山と息ぴったりに坂を駆け上がった

◆オークス追い切り(20日・栗東トレセン)

 第81回オークス・G1(24日、東京)の最終追い切りが20日、東西トレセンで行われた。63年ぶり史上2頭目となる無敗での桜花賞、オークスの2冠制覇に挑むデアリングタクトは、松山を背に栗東・坂路を単走。鞍上が“桜花賞以上”の手応えをつかんだ動きを、内尾篤嗣記者が「調教Zoom IN」で分析した。きょう21日に枠順が決定する。

【松山騎手に聞く】      

 ―デアリングタクトは栗東・坂路で追い切り、単走で55秒0―12秒8。終始、力みのない動きに見えましたが感触はどうでしたか?

 「1週前(13日にCWコースを6ハロン81秒5―11秒9)にある程度動かして、当週はやり過ぎないように、ということでした。今日はいいコンタクトで、すごく動きが良かったと思います。時計自体はそんなに出ていないけど、しっかりまとまって最後の1ハロンも良かったです。まだ少しイレ込む面はあるんですが、桜花賞の時よりさらに上がっていると思います」

 ―1冠目の桜花賞を振り返ってください。

 「スタートして少し力むことはあったけど、外に出してからリラックスして走っていました。最後は本当に、すごい脚を使ってくれました。馬場コンディションの悪いなか、本当に強い勝ち方だったと思います」

 ―今まで3走は全てマイルです。東京の2400メートルへの見通しは?

 「距離自体はこなしてくれると思うし、左回りは問題なさそうです。初めてのコーナーが4つの舞台で折り合いがポイントになりますが、リズム良く運べば、桜花賞のようにいい脚を使ってくれると思います」

 ―57年のミスオンワード以来、63年ぶり2頭目という無敗での桜花賞、オークスの2冠が懸かります。意気込みを。

 「強い馬がたくさん出てくるけど、今回も自分の競馬をするだけ。馬はどんどん良くなっているし、力を信じて頑張りたいです。ここまで無敗で来て注目されていますし、多くの方の期待に応えられるように頑張りたいです」

【調教比較】         

 長距離輸送の前とあって、坂路を53秒9―12秒6だった桜花賞の最終追い切りより負荷は軽い。それでも前走の1週前追い切りでは力んだり内によれる面を見せたが、この中間は一直線に走っている。1冠目を取り、さらに中身が強化された印象だ。

【内尾のジャッジ】      

 動きや立ち居振る舞いから、桜の女王の貫禄が見て取れる。この日もスムーズな走りで、状態は文句のつけようがない。今のリラックスした感じなら距離も問題なくこなせそう。2冠目へ、全て順調に進められている。

<杉山晴調教師に聞く>

 ―デアリングタクトの最終追い切りの印象は?

 「前日までの雨で路面が緩く全体時計は目立たないけど、リラックスして走りに集中して、文句のない内容でした。息もすぐ入って、コンディションとしては今までで一番良くなっているのを感じています」

 ―東京への遠征、左回りについては?

 「厩舎として東京遠征は数多くやってきて、スタッフにもノウハウがあるので心配していません。左回りも初めてですが、調教の動きからまず大丈夫だと思います」

 ―初めての2400メートルで2冠目への見通しを。

 「自分自身との戦いだと思います。強いメンバーがそろったけど、自分に勝って最後の直線まで力をためられるかに尽きます。距離などいくつも課題はありますが、ここを突破できたらG1馬の中でもさらに特別な存在になれると信じています。強いデアリングタクトを、再び東京でお見せしたいです」

競馬

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