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【オークス ヤマタケが見た】無敗馬デゼル、微調整で十分 友道調教師「おとなしくて、辛抱強い。うちでいえば、ヴィルシーナみたい」

デゼルはダイナミックなフォームで登坂
デゼルはダイナミックなフォームで登坂

◆オークス追い切り(20日・栗東トレセン) 

 第81回オークス・G1(24日、東京)の最終追い切りが20日、東西トレセンで行われた。無敗馬のデゼルは、栗東・坂路で調整。わずか2戦のキャリアで“壁”を乗り越えられるのか、ヤマタケ(山本武志)記者が「見た」。きょう21日に枠順が確定する。

 スイートピーSから本番を制したのは、06年のカワカミプリンセス1頭のみ。同馬はその後、ぶっつけで秋華賞を制し、続くエリザベス女王杯も1位入線(12着降着)したように能力が規格外だった。相手関係はもちろん、関西馬にとっては中2週で2度の東京遠征を強いられる点も少なからず影響していると思う。

 デゼルはキャリアわずか2戦。中間はソフトな調整で臨むと思っていたが、17日の調教内容に驚いた。栗東・CWコースで3頭併せの最後方を追走し、直線はシャープな伸び脚で最先着。6ハロン82秒3―11秒7と時計も出た。「内を回れたこともあるけど、しっかりやれました。全体時計もしまいもよかったですね」と友道調教師。この日は栗東・坂路で54秒2だったが、実質的な最終追い切りを終えたうえでの微調整という印象を受けた。

 友道師からデゼルの長所について、「オンとオフがしっかりしているところ」と何度も聞いた。キャンターでは目立たないが、トップスピードに入った時の走りには目を奪われる。「おとなしくて、辛抱強い。うちでいえば、ヴィルシーナみたいな感じかな」とトレーナーは自身が管理した名牝の姿と重ね合わせる。

 牝馬といえば繊細と思われがちだが、1歳夏に両後肢に大きな故障【注】を発症しながら、樫の舞台に間に合ったのも強じんな精神力があるからこそだ。「初出走の前から右肩上がりによくなっていったけど、それが続いている。日々、良くなっています」。デビュー3戦目、71日目でのVとなればレース史上最短。中間の調教過程から「この馬なら…」という気持ちが徐々に強くなっている。(山本 武志)

 ◆ヴィルシーナ 大魔神・佐々木主浩氏の所有馬。3歳初戦の12年クイーンCを制した後、G1の桜花賞、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯はいずれも2着。4歳になってヴィクトリアマイルで悲願のG1初Vを飾ると、翌14年も11番人気で勝ってレース史上初の連覇を飾った。

 【注】1歳7月に左後肢の飛節骨折と、右後肢に重度の関節炎を発症。馬主の社台レースホースが競走馬として今後の見通しが立てられないとして一時、募集停止の措置が取られたほどだった。

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