スポンサーのために“奔走”するJリーガーが話題 ランニングで企業訪問、写真をSNSで紹介

北九州のMF加藤弘堅(GIRAVANZ提供)
北九州のMF加藤弘堅(GIRAVANZ提供)

 コロナ禍でJリーグの公式戦再開の見通しが立たない中、選手のSNS上での発信機会が増えてきている。サッカーに飢えるファン、サポーターにとっては、選手を身近に感じられる貴重な機会となっているのではないだろうか。「セルフプロデュース」なんていう言葉もあるが、選手それぞれの良さが出ていてとても興味深い。

 選手の発信の中には、「そう来たか!」と感じるものも少なくない。

 J2北九州のMF加藤弘堅は、リーグ中断により、露出機会が減っているスポンサー企業を救う取り組みを実行している。

 自身のツイッターで、「1人スポンサー訪問」と題し、トレーニングを兼ねたランニングや自転車でクラブのスポンサー企業を訪問。写真で企業を紹介する取り組みを行っている。

 加藤は「ランニング、自転車でスポンサー企業の前で写真を撮るだけ!お世話になっているスポンサー様!試合がなく名前が出ないので、微力ながら少しでも名前が出るように!」と意図をつづっている。クラブによると、加藤個人が企画・実行しているもので、クラブ側からの指示などはないという。

 14日の投稿では、「今日はZENRIN様!いつもお世話になってます!」とツイートし、会社の看板との“2ショット”と、ユニホームの同社ロゴ写真で掲載。同社の公式ツイッターは「加藤弘堅選手が、試合がない分、少しでもスポンサー企業の名前を…ということで、自主トレーニングをかねて『1人スポンサー訪問』をしてくれています!なかなか思い立つものではないです…スポンサーへの心配りに感謝!」と御礼の投稿をしている。加藤は12日の第1回投稿から、安川電機、ナフコ、ZENRIN、第一交通産業、北九州銀行、北九州市役所と6つの企業・行政を紹介している。その発想と行動力、恐るべしである。

 リーグ再開の見通しは立っておらず、スポンサー企業にとって、投資分に見合うだけの露出機会が得られるかどうかは不透明な状況。それでも各クラブは知恵を絞り、スポンサーの露出機会を増やす試みをあの手この手で行っている。今回紹介したような取り組みの積み重ねがクラブとスポンサーのつながりを深め、共存共栄へと導くはずだ。(記者コラム「〇日後に再開するJリーグ」担当・岡島 智哉)

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