高嶋政宏のおうち時間”家~イ!”声出し四股踏み…父の「芸」見て原点回帰

免疫力アップのため早寝早起きを徹底する高嶋政宏。四股を踏むトレーニングが日課だ
免疫力アップのため早寝早起きを徹底する高嶋政宏。四股を踏むトレーニングが日課だ

 今回の「芸能人のおうち時間 ステイしてます」は、俳優の高嶋政宏(54)です。芸歴30年以上になりますが、昨年亡くなった父親の高島忠夫さん(享年88)から贈られた誕生日プレゼントがきっかけで原点回帰。発声練習に励んでいます。緊急事態宣言発令前の3月から自転車トレーニングや筋トレ、整理整頓などを行う充実のおうち時間。テレビ会議アプリ「Zoom」で取材しました。

 デビューして33年になりますが、基本に立ち返る時間に充てています。マスクをして、人がいない所を自転車で1時間ぐらい走る。帰宅後は腕立て、腹筋、背筋、それから四股を踏む。

 ここからが大事なんです! 舞台や撮影が再開した時に、俳優としてキチッとできるように発声練習をしています。8秒かけて鼻から吸い、12秒かけてゆっくりと吐く。「息を吐く」という基本の基本を意識した発声練習です。人と会話するのにも、呼吸するのにも、二酸化炭素を吐いている。当たり前だと思っていた空気! 誰も経験したことのない状況だからこそ、大切さをつくづく感じています。

 5、6年前だったかな。父が、誕生日に筆ペンで「芸」と書いた色紙をプレゼントしてくれたんです。(自粛期間に)色紙をふと見た時、「芸を磨く」ってどういうことだろうと考えました。たどり着いたのは、基本に戻ること。当時20代半ば、東宝撮影所で黒澤明監督の「夢」(90年)を撮っている頃です。制作部の上の階にある楽屋の端っこの小さな会議室で、発声練習をやっていたんです。今は、その時に戻った気分ですね。

 自宅待機が続き、声が出にくくなった気がしたんです。トレーニングの先生に聞くと、室内でジッとしているだけの生活で、息を吐く時間が減り、体の調子を崩しているということだった。僕の場合、1日に結構しゃべり倒していたけど、それが急に変わったわけです。プロのスポーツ選手が引退後、しばらくしてあちこちが痛くなる感覚に近いのかもしれません。これはまずいと思い、生活をガラリと変えました。

 初期の頃は断捨離、断捨離、また断捨離でした。いつか使えるんじゃないかと取っておいて、忘れる(笑い)。欠けた食器、色あせた服、読まなくなってほこりをかぶった本を断捨離しました。ショックだったのが日本酒。大事にしすぎてビン内熟成され、処分になりました…。

 「俳優は体が資本」と言うけど、皆さんにも当てはまると思います。大切なのは手洗い、うがい、検温、血圧測定の徹底。「外から帰ってきたら手を洗いなさい」。昔から祖父母や両親に言われてきたことですが、これからは一つ一つの動作が慎重になってくる。自宅の中でさえも、すでに慎重なのだから。生活習慣そのものが変わる気がします。

 ◆高嶋 政宏(たかしま・まさひろ)1965年10月29日、東京都出身。54歳。成城大法学部卒。87年映画「トットチャンネル」で俳優デビュー。主な作品に映画「本能寺ホテル」「キングダム」、大河ドラマ「利家とまつ」「おんな城主 直虎」、舞台「王様と私」「エリザベート」。趣味はギター、ベースギター、洋楽。185センチ。妻はシルビア・グラブ。父は高島忠夫さん、母は女優・寿美花代、弟は俳優・高嶋政伸。

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