【中日】17年夏のV腕・清水達也「甲子園が僕に150キロを出させてくれた」今夏中止決定的で「コロナは命に関わる」心境は複雑

スポーツ報知
自主練習を終えて引き揚げる清水達也

 中日・清水達也投手(20)が16日、ナゴヤ球場で代表取材に応じ、今夏の甲子園の中止が決定的となったことで複雑な心境を明かした。

 埼玉・花咲徳栄高3年の夏、甲子園で優勝。同校の歴史を刻んだV右腕は「夏は3年生が1試合にかける思いが違う。一発勝負、負けたら終わりでいつも以上の緊張感がある。その中で、甲子園の決勝まで試合をさせてもらった。甲子園が僕に150キロを出させてくれました。それくらいすごい場所」と当時を振り返った。

 それだけに痛いほど甲子園の舞台に立つことができない後輩球児たちの思いが分かる。清水は「本当にかわいそうという思いが強い。かと言って(甲子園を)やるとなっても体調が心配。コロナに感染してしまうと命に関わる。健康でいる、元気でいるというのが今は一番大切なことだと思う。とにかく元気でいたら仲間たちとまた会える日が来たり、笑える日が来る。とにかく元気でいることが一番」と思いやった。

 昨季、甲子園の阪神戦で初勝利したのがちょうど1年前の5月だった。「早いですね、あっという間」と時の流れを感じながら、「あれ以上の感動をファンのみなさんに届けたい」と意気込む。自主練習期間はほぼ毎回ブルペン入りして理想のフォームを追い求めている。投球フォーム改良にも着手しており「けがしないフォーム、トレーニングを目指している。すごいボールを投げたいのが一番。新しいことに取り組んでいる。投球フォームですね。メジャーリーガー“チック”と言えばいいんですかね。手先で投げるのではなく、体全体を使ってなげるようなイメージ」と、パワーアップを狙っている。

 選手寮での休み時間は、読書や動画研究と“脳トレ”にも積極的だ。「セイバーメトリクスの落とし穴」(お股ニキ著)や「自分を操る超集中力」(DaiGo著)、「超集中で人は変わる」(松葉健司著)など読破した。現在は1軍を目指し、2軍組で自主練習中。この日は雨のためナゴヤ球場の室内で練習を行った清水は「1軍の試合で投げてなんぼだと思っている。1軍に対する思いしかない」と力強かった。

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