中日の歴代ベストオーダーは…エースは山本昌かフォークの杉下茂か…江藤慎一と西沢道夫も入れたい

中日のベストオーダー
中日のベストオーダー
フォークの握りを披露する杉下茂氏
フォークの握りを披露する杉下茂氏

 スポーツ報知は新聞休刊日の5月7日付け紙面でプロ野球12球団と近鉄、日本人メジャーの計14チームのベストメンバーを選出した。中日からの選出は、画像の通りとなった。

 プロ野球発足時に名古屋として参加したオリジナルチームだけに、歴史を感じさせるメンバーがズラリそろった。投手のNO1は、このチームに限って言えば、1954年32勝、巨人戦だけで35イニング連続無失点(記録ストップは満塁から与那嶺要への敬遠だった)含め10勝、西鉄との日本シリーズで3勝した杉下茂以外にはいない。山本昌のキャリアには敬意を表すが、ここは大先輩に譲ってもらおう。3番手以下は星野仙一、小松辰雄、松本幸行ら一時的にエースになった投手はいるものの今一つ。もっともブルペンは、1988年MVPの郭源治、通算最多の407セーブの岩瀬仁紀。そして忘れてはいけないのが“権藤、権藤、雨、権藤”の2年連続30勝、巨人戦11連勝もマークした権藤博だ。

 イラストのオーダーを大幅修正してみる。今年亡くなった二塁の高木守道、一塁の落合博満、三塁の立浪和義、捕手の木俣達彦(谷繁元信はDeNAへ。個人的にはMVPとなった中尾孝義も好きだが)、中堅の中暁生はそのまま。谷沢健一は右翼に回して、遊撃にはチーム最多の334本塁打した宇野勝をピックアップしたい。井端弘和の守備は評価するものの、宇野もポカはあるものの美技も数知れずだからだ。

 また、福留孝介、大島康徳に変えて、DHはチーム初の日本一の4番・西沢道夫。投手時代はノーヒッター達成。一塁に転向してからは首位打者、打点王を獲得。1950年の年間5本の満塁本塁打は未だにNPB記録として残っている。残りの左翼手は1960年代の4番。1964、65年と連続首位打者を獲得して、王貞治の三冠王を2度阻止した江藤慎一を選ぶ。“闘将”の異名を取った闘争心を全面に出す熱血漢だった。

 打順は1番・高木、2番・中、3番・江藤、4番・落合、5番・西沢、6番・谷沢、7番・宇野、8番・立浪、9番・木俣。21世紀までプレーしたのが立浪だけなのはやや寂しいが、大島洋平が、中暁生の座を奪うのも遠い日ではないだろう。(蛭間 豊章=ベースボール・アナリスト)

 【選出ルール】野手はポジションごとに当該球団の通算出場数、投手は勝利数を優先。複数球団に所属した選手は、出場試合数が最も多い球団とした。画像のオーダー選出に筆者は関わっていない。

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蛭間 豊章
 (ひるま・とよあき)1954年3月8日、埼玉県生まれ。名門・大宮高野球部は1年で退部したが、野球への愛着が募り、73年報知新聞社入社。記録記者、MLB専門記者と野球一筋。野球知識検定3級。ウェブ報知内のブログ「ベースボール・インサイド」(https://weblog.hochi.co.jp/hiruma/)や野球コラムも執筆中。愛称は「ヒルマニア」。

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