氷川きよし、蝶になって歌う…初のポップスアルバム「ボヘミアン・ラプソディ」6月発売

スポーツ報知
蝶をイメージして金の衣装を身につける氷川きよし

 歌手の氷川きよし(42)が6月9日に初のポップスアルバム「Papillon(パピヨン)―ボヘミアン・ラプソディ―」をリリースすることが11日、分かった。

 昨年12月の公演で初披露した、クイーンの代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」の湯川れい子氏翻訳による日本語カバーなどのポップソングを収録。同年大みそかのNHK紅白歌合戦で、黒革の衣装で龍に乗り話題になった「限界突破×サバイバー」や録(と)り下ろしの新曲など全14曲が並ぶ。

 収録曲「Never give up」では「kii」名義で作詞に初挑戦。“周囲に理解してもらいたい自分”をテーマに力強く歌い上げている。

 アルバムタイトルはフランス語で「蝶」。通常盤のジャケット写真では金のメタリック素材をまとい、蝶が舞うイメージで撮影した。氷川は「人間にとって何が大事かということを考えさせてもらえる作品をいっぱい集めました」とアルバムの趣旨を説明。「今まさに“生きる”ということ、命の尊さをあらためてこのアルバムで、私の歌で、伝えていけたらと思っています」と強調する。

 2000年2月、茶髪のイケメン演歌歌手として「箱根八里の半次郎」で鮮烈デビューしてから区切りの20年。最近では“ありのままの自分”をテーマにロック調の曲を歌ったり、インスタグラムで純白ドレス姿を披露している。今後も演歌は歌っていくが、氷川は「『令和』という時代に変わって2年目の2020年。演歌を20年歌って、そこからまた、次のステップに行くため、自分の中でのスタートを切るアルバムになりました」と意気込んでいる。

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