デビュー2戦目のスイートピーSを快勝して、オークス(5月24日、東京・芝2400メートル)の有力候補の一頭となったデゼル(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)がトライアルでも騎乗したダミアン・レーン騎手(26)=オーストラリア=が引き続き手綱を執る方向で調整していると、5月10日、同馬を所有する社台サラブレッドクラブのホームページで発表された。
デゼルは父ディープインパクト、母はフランスオークス馬、アヴニールセルタンの血統で、今年3月15日にデビュー戦を迎えたばかり。初戦を勝利したあと、オークストライアルのスイートピーSを1番人気で快勝して、2戦無敗でG1に駒を進めることになった。
レーン騎手は現在、4月18日から5月17日までの1か月の短期免許を取得してJRAで騎乗中。当初はオークスの週を空けて、日本ダービーが行われる5月30日の週から1か月の短期免許を再取得するべく申請するプランだったが、これを1週繰り上げて、オークスの週も騎乗可能とする形で申請を予定している。この申請が通り、JRAより交付されれば、そのままコンビを継続してオークスに臨むことになる。