アメフト鳥内氏「教えたつもりの自己満足はアカン」ラグビー二ノ丸氏や学生アスリートらと討論

オンライン上で討論した(右上から時計回りに)アメフト鳥内氏、ラグビー二ノ丸氏、司会の市川いずみ氏、学生アスリート
オンライン上で討論した(右上から時計回りに)アメフト鳥内氏、ラグビー二ノ丸氏、司会の市川いずみ氏、学生アスリート

 アメリカンフットボールで母校・関学大を大学日本一に12度導いた鳥内秀晃・前監督(61)と、ラグビーで昨年度花園準優勝の御所実(奈良)などを指導するプロコーチ・二ノ丸友幸氏(40)が9日、学生アスリートとのオンラインディスカッションを実施した。

 今回の企画「#StayHome」『今だからこそスポーツを考えよう』~今、家で何やるねん!?~は、新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀なくされる中、毎日放送のグループ会社「MGスポーツ」が発案。インターネットでライブ中継された討論会は白熱し、鳥内氏はオンラインでのチームミーティングに触れ「形だけでやっていたら(試合期に)ツケは回ってくる」と忠告。「昨年の試合の映像を見て、どういう気持ちでパスを出したのかとか精神状態まで裏の裏まで考えること」と指南した。

 二ノ丸氏も「(自主練習を)きっちりやった選手とやっていなかった選手はコロナ明け初日で分かる」とし、「日常の積み重ねが大事で、有事の時、試合の時だけ何かができるということはない」と強調。自身にも毎朝6時からのランニング、8時から自宅の掃除機がけを課しているという。

 日々のコミュニケーションについても、二ノ丸氏は「伝える方は既に理解しているので、聞く方が主役」と断言。鳥内氏も「上級生の“教えたつもりの自己満足”はアカン。教えた下級生ができるようになってこそ」と念を押した。参加した学生アスリートたちは、名コーチたちからのアドバイスに聞き入った。

 この日参加した学生アスリートは山田康策・京都大学ラグビー部主将、三輪侑史・神戸大学ラグビー部主将、富田輝・大阪大学アメフト部主将、福原海瑠・岡山大学アメフト部主将。MCはフリーアナウンサーの市川いずみ氏が務めた。

 ◆鳥内 秀晃(とりうち・ひであき)1958年11月26日、大阪市生まれ。61歳。摂津高ではサッカー部。関学大でアメフトを始め、1年時からDB、キッカーで活躍。4年時は副将を務めた。卒業後は米国コーチ留学を経て86年、関学大守備コーディネーター就任。92年、同監督就任。02年、ライスボウル優勝。甲子園ボウル優勝12回、関西学生1部リーグ優勝17回。父・昭人さん(故人)は元関学大監督、息子3人も関学大アメフト部OB。

 ◆二ノ丸 友幸(にのまる・ともゆき)1979年6月3日、東大阪市生まれ。40歳。現役時代はSHで、啓光学園(現・常翔啓光学園)高2年時に花園準優勝。同大を経てトップリーグ・クボタなどでプレー。2005年に現役引退。クボタ退社後、プロコーチとなる。

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