西武の歴代ベストオーダーは…50年代野武士軍団と80年代黄金期融合で強力!

西武のベストオーダー
西武のベストオーダー
大下弘氏
大下弘氏

 スポーツ報知は新聞休刊日の5月7日付け紙面でプロ野球12球団と近鉄、日本人メジャーの計14チームのベストメンバーを選出した。西武からの選出は、画像の通りとなった。

 1950年代後半の日本シリーズ3連覇と、1980年代以降の黄金期の融合した強力なオーダー。通算415本塁打の中村剛也が6番と恐れ入る。

 三冠王を惜しくも逃したのが4シーズンもあった1950年代の怪物、中西太はデビュー2年目にトリプルスリーを達成し俊足でもあったので3番は適役。一方、打撃3部門に縁の無かった無冠の帝王・清原和博は4番で自由に打たせたい。

 しかし、他の打順はちょっと直したい。秋山幸二を1番にして、2番には闘士の豊田泰光には失礼だが、5ツールプレーヤーの松井稼頭央を遊撃手としてピックアップ、この打順に入れたいところだ。そうなればイラストの2番から6番まで右打者が続くのをシャッフル出来るし、5番に中村を繰り上げることが出来る。また、三塁は中西。全盛期を知らないファンが多いが、デビュー当時の彼は俊足でもあり守備でも軽快、中村より上なので2人のポジションをかえたい。

 左翼も現役の栗山巧にはかわいそうだが、東急時代より長くプレーした西鉄3連覇時代の4番・大下弘を起用したい。1954年初優勝時のMVPであり、1957年の日本シリーズでもMVPになるなど勝負強さもあった彼が6番で、現役の秋山翔吾は7番に置く。守備の要、2人が座る8、9番はイラスト通りだ。

 名将の誉れ高い三原脩なら、どんなオーダーを組むのか興味深いところだ。

 投手陣も素晴らしい。稲尾和久、東尾修、工藤公康、川崎徳次と野球殿堂入りが4人もそろう。もちろん大エースは日本シリーズの3連敗4連勝で“神様、仏様、稲尾様”と崇められた稲尾だが、他の3投手もそろって、先発だけで無くリリーフも出来るオールマイティだから心強い。台湾時代オリエントエクスプレスと言われた郭泰源がいれば盤石だ。

 強いて弱点を挙げるとすると左腕が工藤だけというのが心配の種。左打者が主軸を打つチームがほとんどだけに、そこだけが気になった。(蛭間 豊章=ベースボール・アナリスト)

 【選出ルール】野手はポジションごとに当該球団の通算出場数、投手は勝利数を優先。複数球団に所属した選手は、出場試合数が最も多い球団とした。画像のオーダー選出に筆者は関わっていない。

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大下弘氏
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蛭間 豊章
 (ひるま・とよあき)1954年3月8日、埼玉県生まれ。名門・大宮高野球部は1年で退部したが、野球への愛着が募り、73年報知新聞社入社。記録記者、MLB専門記者と野球一筋。野球知識検定3級。ウェブ報知内のブログ「ベースボール・インサイド」(https://weblog.hochi.co.jp/hiruma/)や野球コラムも執筆中。愛称は「ヒルマニア」。

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