小池百合子都知事、「出口戦略」使いません…独自の解除基準「ロードマップ」示す

定例会見する東京都の小池百合子知事
定例会見する東京都の小池百合子知事

 東京都の小池百合子知事(67)は8日の会見で、新型コロナウイルスの感染状況について「依然として予断は許さない」と述べ、外出自粛や休業要請の解除や緩和に向けた「出口戦略」については時期尚早との見方を示した。

 会見では大阪などに次ぐ出口戦略の公表が期待されたが、先送りとなった。小池氏は「出口、出口と言うと、もう全てクリアされたような雰囲気が漂う。私はあまり出口戦略という言葉は使わない」と強調。都独自の解除基準として「いくつかのフェーズに関するロードマップを示していきたい」と得意の横文字を交え、段階的に休業などを緩和する指標を作成する方針を示した。

 都の感染状況について小池氏は、「緩やかな減少傾向にはある」としながらも、「これで終わったわけではない。むしろ31日まで(緊急事態措置は)延びていることをご認識をいただきたい」と“気の緩み”にくぎを刺した。

 会見後の配信動画では、都内で感染者が新たに39人確認されたと発表した。感染者は累計で4810人。1日当たりの感染者数は今月3日以降、6日連続で100人を下回った。11人の死亡も判明し、累計の死者数は171人になった。

 また、PCR検査実施件数のうち陽性者が占める「陽性率」の公表を開始。これまで最も高かったのは、感染拡大の傾向が顕著だった4月中旬ごろの2度にわたる31・6%。以降は減少傾向が続き、最新の数値は今月7日の7・5%。今後は検査を行う80の医療機関などと連携し、日別の陽性率を発表する方針だ。

社会

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請
×