普段ならNG箇所を価値あるものに…「THE FIRST TAKE」制作チーム 

スポーツ報知
アーティストの一発撮りのパフォーマンスを切り取るYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」

 「THE FIRST TAKE」制作チームは、「音楽とは、何か。一発撮りで、向き合う」をテーマに、昨年11月に公式YouTubeチャンネルを開設。これまで42テイクが配信された。失敗できない緊張感の中、アーティストが一発撮りでパフォーマンスする姿が話題になり、半年間でチャンネル登録者数83・6万人、総再生回数1億2300万回を突破した。

 クリエイティブディレクターの清水恵介さんは「再現できないからこそ、価値がある。ライブの素の部分に近付けるかを考える中で、一発撮りのアイデアが生まれました」と語る。

 最も大切にしているのが「真実性」だ。「ピックを落とす。キーを外す。歌詞を間違える。普段ならNGにする部分を、ドキュメンタリーとして残す。そこは説得し、理解してもらっている」。作り手のこだわりについて「1回限りに精神を集中させ、感情を込めたテイクを撮ること。『レコーディングではなく、ライブだと思って演奏してください』と伝えています」。

 LiSAの「紅蓮華」は公開から2時間で75万回再生、7日までに3780万回再生。DISH//の北村匠海の「猫」はカップリング曲ながら、1か月半で1250万回再生を数えるなど反響を呼んだ。

 楽曲は全て、このためだけにリアレンジされる。ファッションを含めた歌唱時の見せ方、4K対応の高画質の映像も魅力だ。清水さんは「国外のユーザーが多いのも特徴。海外も意識しています」と話した。コロナ禍にあり、2日から歌い手の自宅、プライベートスタジオから届ける「THE HOME TAKE」がスタートした。

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×