安全性は?リーグ再開に支障は?カシマスタジアムでのPCR検査2か月実施

PCR検査センターが設置されるカシマスタジアム
PCR検査センターが設置されるカシマスタジアム

 J1鹿島は8日、指定管理者となっている「カシマスタジアム」(茨城県鹿嶋市)に、新型コロナウイルスのPCR検査センターを設置することを発表した。Jリーグ関連施設の同検査への提供は初の事例となる。

 4月20日、村井満チェアマンが首相官邸を訪れ、個人的な見解としてクラブハウスなどの施設を同ウイルス対策のために提供する考えを示した。クラブ関係者やサポーターの間では、否定的な意見も少なくなかった。安全性が確保されているのか。Jリーグの再開に支障を来さないのか。

 鹿嶋市の担当者に電話で取材を依頼すると、丁寧にお答え頂いた。結論から述べると「問題なし」。

 まずは安全性について。スタジアム内ではなく外周部の車道を使用するとのこと。ドライブスルー形式の検査は感染が疑われる人が車外に出ることはなく、医療従事者との会話も文字盤で行われるのが一般的。行政が持ち込む机や椅子などは消毒するが、スタジアム内に消毒を施す必要はないという。行政の立場からすると、スタジアムという「ハコ」ではなく、車の通り抜けが可能な公共施設内の「道路」を求めているようだ。

 次にJリーグ日程との兼ね合いについて。カシマスタジアムでの検査は11日から約2か月間を予定しているという。6月や7月のリーグ再開となるとバッティングしてしまう可能性があるが、リーグの日程消化を優先し、重なった場合は拠点を移す方針だという。

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 Jリーグは地域社会のために「できることをする」だけでなく、地域社会に「Jリーグをつかおう。社会のために」と言われる存在を目指している。今回の事例のように、社会問題を解決する手段としてJリーグが「つかわれる」機会が増えていけば、その存在価値はさらに高まっていくだろう。(記者コラム「〇日後に再開するJリーグ」担当・岡島 智哉)

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